「うまくいかない恋」はどうして起こる？

他人目線で見れば「悩み」ではない！？

恋愛は楽しくあってこそ。誰もがそれを望んでいるのに、現実はうまくいかないという声を多く聞きます。

数々の恋愛相談を受けていて感じるのは、同じような状態でも立場や考え方によって物事の解釈が異なること。


ケース1：彼氏に「浮気されている」悩み
ケース2：誰かの「浮気相手になっている」悩み
ケース3：「浮気している」ひとりに決められない悩み

これでは誰も楽しくないし、誰も幸せとは思えません。

しかし物事には表もあれば裏もあります。たとえば前述したそれぞれの立場を違う角度から解釈すると……

ケース1：浮気されているかもしれないが、あなたはあくまで「本命」の恋人
ケース2：今は浮気相手かもしれないが、本命に昇格するかもしれない
ケース3：ふたりの「いいとこ取り」ほど贅沢な立場はない

どうですか？ 多少強引ではありますが、見ようによっては「でも○○だからいいじゃん」という風に受け取れてしまうのです。悩んでいる最中は自分のことばかり考えてしまいがち。そんなときは一度、他者になったつもりで今の状況を眺めてみると、新たな気づきを得られるかも。

実は、その恋が「うまくいかない」と思っているのはあなただけかもしれません。どうして「うまくいかない」と悩んでしまうのか、その根源を探ってみましょう。

悩むのは悩みたいから!?

私たちは日々さまざまな選択をしています。恋愛ひとつとっても、好きになった人と付き合う選択をし、休日をデートの時間に充てるか選択し、今からメールをするかどうか選択しています。

理屈からいえば「うまくいかない恋」を選択しているのもあなた自身。うまくいかないことがイヤなら別れる選択肢だってあるのですから。そもそもどうして恋がうまくいっていないと感じるのか。相談として多く寄せられる具体例と、想定される主な要因をあげてみましょう。