今でも良い思い出、電話で気持ちを伝えた高校時代
高校時代、クラスメートから紹介された近くの高校に通う一歳年上の男性を好きになりました。(ちなみに携帯など無いかなり昔の話です)かっこよくて面白くて、頭の回転が早く物知りで、知り合って直ぐに好きになりました。紹介自体は「付き合うこと」を前提としたものではなかったので、暫くは仲の良い友達として遊びに行ったり電話をしたりと、楽しいときを過ごしました。
知り合ってから数ヶ月経って、どうにも彼が好きで好きでしようがなかったので、平日の朝、学校に行く前に電話しました。
私がかけたときには、彼が電話に出られないと家の人が「折り返し電話するように伝える」と言われたのですが、その直後に彼から電話がかかってきました。
朝っぱらから告白する気で電話したものの、相手側から電話がかかってきてしまったので、何から言えば良いかわからず「もう会えないと思う」と切り出しました。
彼は相当ビックリして「どうして?」と聞きます。私はしどろもどろになりながら、「私だけ貴方を好きになってしまったから、もう今までのように友達として会えない」と、何とか気持ちを伝えました。
彼からは「なんだ!なら会えるよ!」と、うれしい言葉が……
家の中で、朝っぱらであることを忘れて私はその場で泣き崩れてしまいました。(幸い、誰にも見られなかった)
学業の事もあり、暫くお付き合いした後、別れることになってしまいましたが、今でも良い思い出です。彼が高校生の頃、目標としていた事が実現していることを今でも思い出しては祈っています。