恋愛/その他恋愛

自分が辛いときに頼れる人だと意識するように

20代前半当時に勤めていたドイツの職場で出会った今の旦那。わたしは無意識に結婚するならドイツ人がいいと思っていたので、第一印象は悪くはなかったものの「この人とは発展しない」と漠然と感じていました。そこから恋愛相手と意識するようになった一件をご紹介します。 

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恋愛相手と意識していなかった彼を好きになった一件とは……

いろいろなトピックで度々触れさせていただいていますが、旦那とは、20代前半当時に勤めていたドイツの職場で出会いました。
日本人が経営している日本食レストランだったのですが、わたしが正社員として雇われたとき、ワーキングホリデーで働いていたのが彼でした。

彼は小柄で、(わたしが言うのも何ですが……)普通の人でした。
彼氏いない歴=年齢で夢見がちだったわたしは無意識にイケメンを求めていたのでしょうし、そもそもドイツが大好きだったので、結婚するならドイツ人がいい!と思っていました。
そんなわけで、第一印象は悪くはなかったものの、「この人とは発展しないだろうな……」と漠然と感じていました。

仕事の先輩である彼にいろいろ教わりながら、数か月の試用期間が過ぎていきました。
店のオーナーはかなり厳しく、接客業といえば喫茶店でしか働いたことのないわたしには辛い日々でした。
周りに友達もおらず、仕事漬けで気晴らしもままならず、だんだん追いつめられていたように思います。
たった3か月程度のうちに早くも弱音を吐きそうになり、密かに他店へ移る道も模索していた頃、オーナーから正社員になる最終的な意思確認をされたのでした。

ずっと辛くて辞めたいと思っていたはずなのに、いざ進退を問われて迷ってしまいました。
自分のことはだいたい自分で決められる性格ですが、このときばかりはどうしていいか分からなくなりました。
そして咄嗟に彼に電話をして、会って話を聞いてもらったのでした。

「ここで逃げたら、きっと後悔すると思うよ」と、そう言われたのが印象に残っています。
その言葉で、正社員になることを決心できました。
自分のことではないんだし、そんなに深い付き合いでもなかったわけだし、「嫌なら辞めちゃえば?」と言うこともできたでしょう。
そこを敢えて厳しい意見を言ってくれたことで、単純ではありますが、信頼する気持ちが強くなったように思います。

この一件から急激に意識するようになり、まずは友達としての関係を温めて、彼氏彼女という関係になることができました。
その後結婚に至るまでは紆余曲折もありましたが、結婚3年目を迎えた今でも幸せです。
出会った当初に比べ、彼は少し太りましたけど……。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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