マンガの収集・保管・展示を行う 「京都国際マンガミュージアム」
いまや世界から大注目されているマンガ。その収集・保管・展示およびマンガ文化に関する調査研究、事業を行うことを目的とする「京都国際マンガミュージアム」。
ミュージアムの建物は、元龍池小学校の昭和4年建造(一部除く)の校舎を活用したもので、長年地域のシンボルであった小学校の役割を引き継ぐという表明のもと、当時の佇まいを残したものです。
京都市と京都精華大学の共同事業で運営される「京都国際マンガミュージアム」は、博物館的機能と図書館的機能を併せ持った新しい文化施設です。
ここに保存されるマンガ資料は、明治の雑誌や戦後の貸本などの貴重な歴史資料や現在の人気作品、海外のものまで約30万点にものぼります。
常設展示は、「"マンガ"って何?」。マンガを歴史や社会・産業等、各分野別に理解できる体感型展示場です。
会場の壁面には、小学館「現代漫画博物館」(2006年11月発行)に基づき、戦後マンガがスタートした1945年から2005年までの各漫画賞受賞作を中心とした各時代の名作マンガ本を展示しています
また、アニメーションに関する資料やキャラクターグッズなども収集されていて、こうした調査研究の成果を展示という形で発表しています。
「マンガの壁」を構成しているマンガ単行本は誰でも手にとって読むことができるので、全身全霊でマンガの世界に浸ってみましょう。
■京都国際マンガミュージアム
住所:京都市中京区烏丸通御池上ル
電話:075-254-7414
営業時間:10:00~19:30
定休日:水曜日(水曜日が祝日の場合は開館、翌日休館)
入館料:大人800円
アクセス:京都市営地下鉄 烏丸線・東西線 烏丸御池駅2番出口 徒歩2分
HP:www.kyotomm.jp/
※データは記事公開時点のものです。