坂本竜馬ゆかりの場所である寺院

 

 

宝福寺は、1559(永禄2)年に静岡県下田市に建てられた寺院ですが、入口に立つ坂本龍馬の像が歴史的な意味を物語っています。境内の一画には、「唐人お吉記念館」が建っています。

坂本龍馬ならば日本人の誰もが知っている人物ですが、「唐人お吉」なる人物を知っている日本人はどれくいらいいるのでしょうか。学校の歴史の教科書に登場したという記憶はありません。でも、下田では「唐人お吉」を知らない人は極めてまれな存在となります。

どうやら、江戸時代の幕末に米国総領事を務めたタウンゼント・ハリスに仕えた女性のようです。祖国を離れ、徳川幕府との外交交渉をするハリスの身の回りの世話を献身的に行った人なのです。

日本の開国のために重要な役割を果たしながら、ハリスの帰国後は、不運な人生を送らなければなりませんでした。結局、自らの命を絶つという究極の最後を遂げました。
 

 

 

 

寺院の境内には、この「唐人お吉」の墓が設置され、「唐人お吉記念館」では、彼女の数奇な人生が語られています。歴史の教科書では語られない歴史的なできごとに、目を丸くしてしまいます。鎖国から開国に向かう日本や、下田には、様々なドラマがあったということです。

記念館の中では坂本竜馬の偉業についても語られていますが、坂本竜馬ゆかりの場所であるこの寺院は、土佐藩主の山内容堂が勝海舟と面談した場所であり、その後、坂本龍馬の脱藩を許したと伝わります。

■宝福寺
住所:静岡県下田市1-18-26
電話番号:0558-22-0960
料金:大人400円、中・高校生200円、小学生以下無料
営業時間:8:00~17:00 
定休日:年中無休
アクセス:www.i-younet.ne.jp/~hofukuji/access.html
HP:www.i-younet.ne.jp/~hofukuji/

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