ミレーやバルビゾン派の絵画のファンに人気
ミレーやバルビゾン派の絵画のファンにとっては見逃すことができない美術館が、山梨県立美術館です。広大で緑豊かな芸術の森公園内に昭和53年にオープンして以来、「ミレーの美術館」として親しまれています。『種まく人』『落ち穂拾い、夏』『夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い』をはじめとするミレーの代表作を収蔵し、他にも油絵、水彩画、素描、版画を含め41点のミレーコレクションを誇っています。「ミレー館」ではミレーの生涯が紹介されるとともに、数々の作品が常設展示されています。
他にも、クールベ、ターナー、シャガール、ヴラマンクなどのヨーロッパの作家の作品や、山梨県出身の画家や山梨県にゆかりの深い画家の作品などを数多く収蔵しています。東京の数ある美術館よりも、ゆったりとした広さをもっているため、バルビゾン派の画家が描いた田園風景の絵画を鑑賞するには格好の空間となっています。
美術館の外に広がる公園内には、ロダン、ヘンリー・ムーアなどのヨーロッパ近代彫刻家の作品も設置されています。
<基本情報>
住所:山梨県甲府市貢川1-4-27
電話番号:055-228-3322
料金:<一般>500円,<大学・高校生>210円,<中・小学生>100円(2013年7月現在)
営業時間:9:00~17:00
定休日:毎週月曜日(祝日の場合はその翌日),祝日の翌日(日曜日の場合は開館),年末年始
公式HP:http://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/
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