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木造住宅・木の家/木を活かした空間づくり

直線美と涼感をもたらす「バンブー材」

しなやかさと直線的な美しさから、内装に用いれば清涼感のある空間になり、住む人に清々しさをもたらす「バンブー材」。素材の魅力や、住宅への取り入れ方などをご紹介しましょう。

提供:住友林業

執筆者:落合 道則

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バンブー材を住まいに用ると、洗練、モダン、涼しげ・・などという言葉が似合う空間をつくることができます

バンブー材を住まいに用ると、洗練、モダン、涼しげ・・などという言葉が似合う空間をつくることができます


竹は、古くから身近な素材として民具や工芸品に使われ、室町時代には千利休の茶室に建材としても使用されてきました。木とは異なるしなやかさと直線的な美しさから、内装に用いれば清涼感のある空間になり、住む人に清々しさをもたらします。
「東京ミッドタウン」の中心施設となる、「ミッドタウン・タワー」内の4層吹き抜けの大空間「ガレリア」では、内装に竹が用いられるなど、商業建築で注目されている素材でもあります。
今回は竹の持つ特長や、竹から作られる「バンブー材」の住宅への取り入れ方・コーディネイト方法等をご紹介しましょう。
 

竹の持つ4つの魅力

バンブー材のフローリング。丸い竹を細くカットし、煮沸、乾燥、選別を経て接着してつくられます

バンブー材のフローリング。丸い竹を細くカットし、煮沸、乾燥、選別を経て接着してつくられます

竹は日本全国で生育する身近な植物です。でも、素材の持つ魅力は意外に知られていないのではないでしょうか。そこでまずは最初に、竹の持つ魅力を4つ、解説しましょう。


魅力1:硬くキズがつきにくい
竹は緻密な繊維構造を持っています。この繊維構造こそが、竹のしなやかさの秘密です。この構造は、F1マシンや船舶に使われるFRP(繊維強化プラスチック)の繊維構造と同じ役割を果たしており、竹は天然のFRPともいえるのです。このため、建材に使用しても反りや伸縮が少なく、優れた寸法安定性があります。

魅力2:色あせしにくい
竹は建材になるまでに、伐採、分割、成形、煮沸を経た後、高温高圧の釜に入れて蒸気で加熱するのですが(炭化といいます)、色はこの素材深部への炭化によるものです。つまり、表面塗装による着色ではないため、色あせしにくい素材になるのです。

魅力3:いつも清潔な室内空間を保てる
森の中を散歩すると清々しい空気を感じますが、これは樹木が持つ「フィトンチッド」のおかげです。竹もフィトンチッドを発しており、森林浴と同じ効果を発揮します。
またフィトンチッドは消臭効果も発揮するため、室内に使用すると清潔な空気環境を保ちやすくなります。

魅力4:夏は涼しく冬は暖か
竹は繊維密度が高く調湿効果をもつ素材です。このため室内に使用すると夏の暑さを和らげる効果があります。
また、繊維密度が高いと優れた熱伝導率を発揮します。発明王エジソンが電球の実験を行ったとき、世界中から6000を越える素材を取り寄せました。その中に日本産の竹もあり、一番長く光輝いたのが竹のフィラメントだったそうです。この特性から、バンブー材のフローリングにした場合、熱が素早く伝わりやすいので、床暖房には最適と言えます。


バンブー材の魅力を生かした住まいを拝見!>>
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