星野リゾートが手がけた、リラックスできる空間の宿
嘉永二年(1849年)に創業した温泉旅館「蓬莱」の歴史を受継ぎつつ、現代のデザインを取り入れて生まれ変わった「界・熱海」。ここは、「ほしのや」をはじめ、新しい日本旅館を次々と生み出している星野リゾートが手がけた宿の一つです。館内は日本の情緒を保ちながらもリラックスした空間に。例えば、廊下に大きな木が入ってきていたり、窓の外は鬱蒼と茂るみどりだったりと、そこにあった熱海の自然や風景を最大限に活かしてデザインされているのです。
通路もまるで迷路のようになっていて、どこまでもこの空間が広がっているのではないかと錯覚してしまいそう。こういったところも非日常感を高めてくれるポイントになっています。
温泉は1200年の歴史を持つ日本三大古泉の名を冠する「走り湯」と、建築家・隈研吾氏デザインの「古々比の瀧」の二種類で、朝夕で男湯と女湯が入れ替わります。
特におすすめなのが「古々比の瀧」に行く途中にある湯上がり処「青海テラス」。おしゃれなソファに身を横たえながら、熱海の自然を心ゆくまで堪能できる半屋外スペースになっています。運がよければ、可愛らしいゲストに出会えるかもしれませんよ。
■界 熱海
住所:静岡県熱海市伊豆山750‐6
電話番号:050-3786-0099 (界予約センター 8:00~21:00)
アクセス:kai-atami.jp/access/
HP:kai-atami.jp
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