鉄道/観光・イベント列車

AIZUマウントエクスプレスで会津へ行こう(4ページ目)

NHK大河ドラマ「八重の桜」の舞台として話題になっている会津。その中心である会津若松へ鉄道で行くなら、時間はかかるけれど、東武鉄道、野岩鉄道、会津鉄道経由が面白い。直通のAIZUマウントエクスプレスが走っているので、東武特急スペーシアと合わせて2つの列車に乗り継ぐだけで会津入りできるのだ。観光で乗るなら断然おススメしたい『裏ルート』を、AIZUマウントエクスプレスを中心にご紹介しよう。

野田 隆

執筆者:野田 隆

鉄道ガイド


会津若松に到着

会津若松

会津若松はJRの駅に到着する

このあと、列車は会津の盆地をゆっくりと通り過ぎ、西若松からは二駅間だけJR只見線の線路を走って、終点会津若松に到着する。新幹線利用の郡山経由よりはずいぶん時間がかかるけれど、見どころたっぷりのローカル線の旅を満喫できる。また、いくつもある温泉地で途中下車して、ゆっくり滞在するのもいいかもしれない。

お得な切符とJR経由との比較

会津若松への往路と復路でルートを変えるのも面白いし、この「裏ルート」を往復するのなら、下記のような便利な切符もある。

■ゆったり会津 東武フリーパス(4日間有効)
フリー乗車区間の違いにより3種類ある。
1) 下今市~東武日光・会津田島  大人=5660円、子供=2840円
2) 下今市~東武日光・芦ノ牧温泉 大人=6600円、子供=3500円
3) 下今市~東武日光・喜多方 大人=6990円、子供=3500円

いずれも、下今市までの往復乗車券とフリー区間内の乗り放題乗車券。特急スペーシアやスカイツリートレインは、別途特急券を購入のこと。

特急券 浅草~鬼怒川温泉 片道=1300円(平日)、1400円(土休日)など、上記金額は、浅草発の場合で、北千住や春日部など東武線内の発駅によってさらに安くなる場合がある。詳しくは、こちら

(参考)
■JR利用の場合
あいづライナー

JR磐越西線の快速「あいづライナー」

・東京~郡山~会津若松 運賃=4940円(片道)
※週末パスを使えば、往復で8500円(前日までに購入のこと、また会津鉄道西若松~会津田島間も乗れる、新幹線や快速指定席は別途購入のこと)
・東京~郡山 新幹線自由席=3570円、指定席(通常期)=4080円
・郡山~会津若松 快速あいづライナー(1日3往復)には、指定席もある(510円)

<関連サイト>
お座トロ展望列車!
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