産業立国・愛知のモノ作り文化に
ふれるミュージアムの数々

モノ作り大国・名古屋。名古屋を中心とする愛知県は製造業が盛んで、日本を代表するメーカーや世界に冠たる企業も少なくありません。それらの企業が運営するミュージアムも多く、貴重な資料を見たり、モノ作りの体験もできます。

名古屋および周辺の産業スポットを訪ね、名古屋の歴史・伝統・文化への理解を深めましょう。

トヨタテクノミュージアム 産業技術記念館
~織機から自動車へ モノ作り大国のルーツを学ぶ

トヨタテクノミュージアム

トヨタの自動車作りの原点を実物大ジオラマで再現

トヨタグループの発祥の地として、豊田自動織機やトヨタ自動車を生み出した、旧豊田紡織の工場跡地を利用した、モノ作り大国・愛知の産業観光を代表するミュージアム。

メインとなるのは繊維機械館や自動車館で、それぞれの産業技術の歴史や発展、仕組みなどを分かりやすく紹介しています。

 

トヨタテクノミュージアム

繊維機械館では織機の仕組みを機械を実際に動かして解説してくれる

そして、スゴいのは展示されている織機などの機械の大半が動くこと! オペレータが実際に機械を稼動させながら、その仕組みなどを解説してくれます。

モノ作りの技術の変遷を伝えるかなり硬派な展示内容ですが、子供たちもゲーム感覚で体験できるテクノランドもあり、意外なほど引き込まれ、かつ楽しめるミュージアムです。

トヨタテクノミュージアム 産業技術記念館
・ 所在地:名古屋市西区則武新町4-1-35
・ アクセス:名古屋駅より観光ルートバスメーグルで8分「産業技術記念館」下車すぐ。または名鉄栄生駅から徒歩約3分
・ TEL052-551-6115
・ 時間:9:30~17:00(入場受付16:30まで)
・ 休館:月曜日(祝日の場合は翌日)および年末年始
・ 入場料:大人500円、中高生300円、小学生200円、65才以上無料 
※夏休み期間中(2013年は7月20日~9月1日)は小中学生無料
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■ノリタケの森 
~名古屋の基盤を支えた陶磁器を見る・作る・買う

ノリタケの森

世界中のコレクター垂涎のオールドノリタケがズラリ

文明開化以降の名古屋の経済、産業の中核的存在だったのが陶磁器産業です。中でもノリタケは、洋食器の輸出で大成功を収め、この地方の発展を力強く支えました。

ノリタケの森は、ミュージアムや体験型のクラフトセンター、ショップ、そして緑豊かな散策エリアなどがひとつになった施設です。

 

ノリタケの森

名駅の高層ビル群を背景に開放的な公園が広がる

世界のコレクター垂涎のオールドノリタケのコレクションは必見。大人から子供まで気軽に参加できる絵付け体験もあり、マグカップやプレート、かわいい恐竜の置物などに自由に絵を描くことができます。

明治時代の赤レンガ建築と木々や芝生に囲まれた空間は非常に開放的。見学・体験施設以外は無料開放され、都心のオアシスとしても利用できます。

ノリタケの森
・ 所在地:名古屋市西区則武新町3-1-36
・ アクセス:名古屋駅より観光ルートバスメーグルで12分、「ノリタケの森」下車すぐ。または名古屋駅もしくは名鉄栄生駅から約15分
・ TEL052-561-7142
・ 時間:10:00~17:00(クラフトセンター、ノリタケミュージアム)
・ 休館:月(祝日の場合は開館、翌日休)・年末年始、(クラフトセンター、ノリタケミュージアム)
・ 料金:大人500円、高校生300円、中学生以下無料(クラフトセンター、ノリタケミュージアム 公園部分は無料)
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名古屋陶磁器会館
陶磁器輸出の拠点だったレトロ建築

陶磁器会館

レトロな建築も見もの

市街地の一角で異彩を放つレトロな洋館。明治~昭和初期の名古屋は陶磁器の加工・貿易が盛んで、ここはその拠点となる組合事務所だった建物です。

館内では当時、名古屋で作られた上絵付けの陶磁器の数々を展示。カラフルで非常に微細な描き込みに魅入られます。

 

陶磁器会館

壷や皿などに描かれた「百老」。しりあがり寿みたいなタッチがユーモラス

マンガっぽいタッチのおじいさんの顔がズラリと並ぶユーモラスな「百老」というデザインも、思わずくすりとさせられます。リーズナブルに購入できる商品の販売コーナーもあるので名古屋土産にどうぞ。

名古屋陶磁器会館
・ 所在地:名古屋市東区徳川1-10-3
・ アクセス:地下鉄高岳駅より徒歩20分。市バス赤塚バス停より徒歩5分
・ TEL:052-935-7841
・ 時間:10:00~17:00
・ 休館:土日祝日およびお盆、年末年始(その他臨時休館あり)
・ 料金:無料
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トヨタ博物館
~世界・国内の名車が勢ぞろい

トヨタ博物館

トヨタ初の量産型乗用車として1936年に完成したトヨダAA型乗用車

トヨタ自動車が運営する自動車ミュージアム。ガソリン自動車の誕生から自動車技術・文化をテーマにし、様々な国、メーカーの車を体系的に展示します。

展示車両は約140台。日本車の展示フロアでは、トヨタ以外のメーカーのエポックな車両もちゃんと網羅しているのが、さすが“世界のトヨタ”の貫禄です。

所蔵する車両のほとんどが動態保存、すなわち実際に動く状態で保存されているのもさすが。しかも、毎春に愛・地球博記念公園で開催されるクラシックカー・フェスティバルをはじめ、往年の名車が走る勇姿を見たり、それどころかT型フォードの運転講習会など、自分で走らせるチャンスもあるのです!

トヨタ博物館

「T」をかたどった赤い看板が目印

世界の名車がズラリ揃う展示は、老若男女を問わず純粋に“スゴい!”と感じられる分かりやすさがあり、自動車マニアにはたまらない豊富な資料や走行披露もあり。自動車に対する興味の度合いに関係なく、万人にお薦めできるミュージアムです。

また、春休みや夏休み期間は小学生は入館無料になるので、ファミリーには狙い目です。

トヨタ博物館
・ 所在地:愛知県長久手市横道41-100
・ アクセス:リニモ芸大通駅より徒歩5分(名古屋駅から地下鉄東山線経由で約45分) 車の場合、名古屋瀬戸道路長久手ICより約2分
・ TEL:0561-63-5151
・ 時間:9時30分~17時(入館受付16時30分まで)
・ 休館:月曜日(祝日の場合は翌日)および年末年始
・ 入館料:大人1000円、シルバー(65才以上)500円、中高生600円、小学生400円、未就学児無料
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