コンパクトさを維持しながら機能は一層充実
LG電子のスマートフォンは、ディスプレイの見やすさと操作性のよさに定評があります。そうした中でもNTTドコモ向けの「Optimus it」シリーズは、コンパクトなボディに豊富な機能を凝縮し、持ちやすさと性能の高さを両立したモデルとなっています。そのOptimus itシリーズの最新モデルとなるのが「Optimus it L-05E」です。前機種に当たる「Optimus it L-05D」と比べると、大きく変化しているのはディスプレイのサイズと画質です。L-05Dは4インチ・WVGA画質(480×800ピクセル)でしたが、L-05Eは4.5インチ・HD画質(720×1280ピクセル)へと大型化がなされており、より精細で見やすく、操作しやすくなっています。
ディスプレイが大きくなると、本体サイズへの影響が気になるところですが、L-05Eのサイズは約63(W)×131(H)×10.5(D)mm。L-04E(約62(W)×124(H)×10.0(D)mm)と比べると縦に長くなってはいるものの、持ちやすさに大きく影響する幅や厚さは大きく変化しておらず、使い勝手に与える影響はないといえるでしょう。
コンパクトさを維持しながらも、FeliCa、ワンセグ、赤外線に加え、新たにNFCやNOTTV、そして“おくだけ充電”のQiにも対応するなど機能は大幅に向上。アンテナもイヤホンアンテナではなくしっかり内蔵しているので、ワンセグなどの視聴も安心です。
加えて、L-05Dで特徴的だった、USBやイヤホン端子のキャップレス防水にもしっかり対応しています。防水性能を重視しながらも、気軽に扱いたいならこの点は重要なポイントとなるでしょう。
次は、L-05Eのディスプレイについて説明します。