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北欧デザイン好き必見、ノルウェージャン・アイコンズ(3ページ目)

北欧デザインといえばデンマークやスウェーデン、フィンランドを思い浮かべることが多いのですが、ノルウェーは、たくさんの素晴らしいヴィンテージデザインがあるんです。美しいデザインを堪能できて、知識も増える、北欧デザイン好きの方におススメ、今すぐ楽しめる3つのイベントをご紹介します!

くろだ あきこ

執筆者:くろだ あきこ

インテリアショップガイド

インテリア好きなら家具のクオリティの高さは要チェック! 

ノルウェーのデザインということを意識してたくさんの家具やアイテムを見たのは、ガイド・くろだも今回が初めて。約500点の展示アイテムのうち、やはりインテリア好きとして気になるのは家具。どれも手が込んでいて、ディテールがとっても美しいのです。

北欧デザイン好き必見、ノルウェージャン・アイコンズ

プライスつきの展覧会って、モノ選びの感覚を養うのにおススメなんですよね。この価格なら買えるか、今買えなくても将来的には手に入れたいか、自分にはお値段ほどの価値は見つけられないなぁ、とか。買う気で見れば、いろんな部分が気になるものです

特に注目してほしいのは、家具ひとつひとつのプロポーションの良さと、ディテールの美しさ。脚のデザイン、曲線の滑らかさ、装飾的な要素を取り入れながらもさりげなくて、パッと見は普通なんだけど、手がかかってるなぁ、と感動させられました。シンプルに見えても贅沢な作りは、ヴィンテージアイテムだからこそ。

北欧デザイン好き必見、ノルウェージャン・アイコンズ

左:時代のアイコンとなったデザインを抜き出したショーケース。カタログを見ながら堪能して! 上段左:ストレスレスチェアの初代デザイン。下段右:ガイドが目を奪われたチェア。スリムなデザイン、滑らかな曲線が素晴らしい。上段右、下段左は現在でも生産されているチェア。影が美しいです

ミッドセンチュリー時代、ノルウェーのデザインが注目を集めながらも短期間で衰退したのには理由があります。ノルウェーの領海で北海油田が見つかり、オイルマネーで国全体が潤ったため「デザインは良質のものを海外から輸入すればいい」という考え方が主流となってしまった時期があったのだそう。

なので、これらの質のいい家具や工業製品も、今では作る技術が失われているものが少なくありません。現在はノルウェー国内でもデザインを見直す動きが高まっているそうですが、なんだかちょっと身につまされるエピソードではありませんか。

NORWEGIAN ICONS (ノルウェージャン・アイコンズ)
【会期:2013/6/21(金)~7/7(日)11:00~19:00(最終日は16:00終了)
【会場:ヒルサイドフォーラム(東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟)
【入場料:無料】
【地図】Yahoo! 地図

次のページでは、ノルウェージャン・アイコンズと同時開催、美味しいノルウェーの食卓を紹介するイベントも見てみましょう!
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