次に繋げることこそが、仲良くなる第一歩
相手の声を耳元で感じられる電話。ましてやその相手は片思いの男性。
冷静で居られるかは難しいところですが、予めポイントを押さえておくことは重要です。
まず基本ではありますが、どんなに相手のことが好きでも、こちらから掛けた場合は早く会話を終わらせることを心がけましょう。
そのためにはまず目的を明確にしておくことが必要です。
逆に相手から電話が掛ってきた場合は、伸ばせるだけ伸ばしましょう。
告白した側は、たとえ愛が冷めても自分からは振りづらいと言います。
同様に相手が自分から掛けた電話は、相手からは切りにくいものです。
そこを利用しない手はありません。
逆に自分から掛けた場合、相手の迷惑にならないよう、簡潔かつ迅速に話をしましょう。
確かに名残惜しさは残ります。
しかし、「この子との電話は苦ではない」と思わせることが出来れば次に繋がります。
次に繋げることこそが、仲良くなる第一歩と考えます。
さて基本はこのくらいとして、コツのお話をしましょう。
それは、静かな場所で電話をすることです。
静かな場所では相手の声がより鮮明に聞こえます。
聞き返しの少ない相手というのは、それだけで話を続けたくなるものです。
また、他の音から何をしているかもわかるでしょう。
現状を音のみでいい当てられると言うのは、なかなかに興味をそそられるようです。
そこからもう一歩。
相手にも静かな環境を求めましょう。
自分の声だけを聞いてもらうのです。
通常、「周囲の音で聞き取りづらいのですが、場所の移動などは可能でしょうか?」となりますが、ここは甘くいきたいところ。
「いつもの優しい声で話してほしいから、周りの音、いい?」
何をどうしろとは絶対言わない。
察して欲しいなどとはおこがましいと思われるかもしれませんが、これくらいなら許されます。
そこが電話の魔力です。
情報が声だけだからでしょうか、無意識に「察しよう」という気持ちが普段よりも働くのです。
そこを逆手に取りましょう。
嬉しくなってハイになって、ついつい失敗してしまう好きな人との電話。
でもそれを静かなところで、目をつぶって、声だけに集中して出来るなら、たとえ仲良くなれなくても、きっとあなたは幸せなはずです。
いつかそれが電話越しじゃなくなる日を夢見て、このように少しくらい作戦を練って挑んでみるのも面白いと思いますよ。