「もっと話したい」と思わせるようなテクニック
相手と距離を縮める為には楽しい会話や心地よい空間を作ることは必須ですよね。楽しい会話と言っても、相手を笑わせる必要はありません。
相づちや同調で「話していると楽しい、もっともっと話したい!」と思わせるような流れを作りましょう。
「同調効果」はビジネスのシーンでもよく使われるテクニック。
相手が自分の思考や気持ちに同調してくれる事で親近感を覚えると言う心理学上での効果のことです。
例えば、彼が「○○が好き」と言えば「私も興味あったの」などと返す。
顔の見えない電話ではなおのこと、意見に同調することによって、相手は安心感を覚えて会話が弾むかもしれません。
同調効果には単に会話だけでなく、リズムを合わせるという方法もあります。
小さい頃、お母さんの心臓の鼓動を聞いて落ち着いたような経験はありませんか?
同じペースの鼓動を感じる事で落ち着いてリラックスできる効果があるのです。
会話でも同じこと。
相手がゆったりと話している時にこちらが早い口調で話してしまっては、セールスのようなもの。
相手も落ちつきません。相手がゆったり話す時には、こちらも呼吸を合わせ、会話のペースを揃えましょう。
逆に相手がのっている時には「うんうん!」「それでそれで?」など同調して、話を盛り上げましょう。
顔が見えない電話では、会話やリズムの同調がとても効果的です。
スポーツの世界では動作・呼吸・心拍、この3拍子のリズムが、一つに同調する現象を「カップリング」と呼び、良い結果をもたらすそうです。
意見や会話のペースを相手に合わせることが人間関係の「カップリング」への近道かもしれませんね!