そこで今回は、着物サロン「awai HIGASHIYA」をオープンするなど、着物のみならず、着物を取り巻く和のライフスタイルを提案する「awai」の支配人、木下勝博さんに、お出かけになる場所に合わせた浴衣のコーディネートをご紹介いただきます。
【CONTENTS】
Page1:2013年の浴衣は、明快な色づかいで着こなす
Page2:昼下がりのカフェに似合うのは、清々しい色柄
Page3:ディナータイムは、着物感覚の着こなしでドレスアップ
2013年の浴衣は、明快な色づかいで着こなす
ガイド松本:新作の浴衣と帯をご紹介いただけないでしょうか。
木下さん:
今年の新作浴衣は、シックでありながら大胆な柄がイチオシです。
この浴衣は、伝統的な注染(ちゅうせん)という技法を使っているのですが、通常の3倍くらい大きな型を使い大きな流れのあるデザインを実現しています。今では日本に一軒しかできない技法で染められています。
このコーディネートでは浴衣をモノトーンにし、帯にビビッドなイエローを使っています。モノトーンの浴衣の場合は、帯の色使いによって雰囲気が変わりやすいので、大胆な柄であっても着回しを楽しめる一枚となります。
ガイド松本:
今シーズンは、お洋服も明快な色づかいが多いですが、浴衣にも同じような傾向が見られますね。
次は、昼下がりのカフェにふさわしい浴衣コーディネートをご紹介します。