家具・インテリア/インテリア家具の選び方・飾り方・アイテム

大人になっても愛着が持てるキッズインテリア5選(3ページ目)

「子どもにはいいモノを与えてあげたい」親御さんならば誰しも考える事ですよね。インテリアアイテムを購入する際には「所有者が変わっても、愛着を持って使ってもらえるもの」を選ぶことがとても重要です。子どもと親が話し合って、お互いに納得した物を長く使えるよう、選ぶときのポイントとアイテムをご紹介します。

土橋 陽子

執筆者:土橋 陽子

家具・インテリアコーディネートガイド

前のページまでは、長く使えることができる椅子とデスクをご紹介しました。このページでは「子どもは機能的な物が好き」という観点に基づいた、照明と時計、子どものいるインテリアの参考になる本をご紹介します。

照らしたい所を的確に照らすスプリング機能をもった照明

アングルポイス タイプ75 ミニ CFL
www.agppark.jp

読みたいと思った時に、きっちりと手元を照らしてくれる照明があれば子どもは暗がりで読書をしたりしません。「灯りをつけなさい」と言う前に、大人が出来る事がある筈です/写真提供:リンインクープ

2004年に発表された人気モデル「Type75」 の小さなサイズ。もともと、自動車のサスペンション等のスプリングを開発していたメーカー・アングルポイス。

その最大の特徴「どの角度でもピタッととまるスプリング」のメカニックはそのままに、楽しい6色のカラー展開をしています。マットな質感も優しい印象で、必要な場所を的確に照らす機能は勉強部屋にも、ベッドサイドでの読書にも便利です。

 

www.agppark.jp

スレートグレー、アルパインホワイト、シグナルレッド、パウダーブルー、ジェットブラック、ブラッシュドアルミニウムのポップな6色を美しいマット仕上げにて展開している/写真提供:リンインクープ



時計の読めない子が、読みたいと思うアナログ時計

ふんぷんくろっく
http://www.lemnos.jp/

「次の行動をスタートする時刻」の針のかたちに、カードにめくる年長さん園児。時計を読めない子も、あとどれぐらいの時間でお弁当を食べ終わらなくてはいけないかを「想像」することで、時間の感覚が身に付く/写真撮影:Koji Fukuzaki

フン(5,15,25,35,45,55分)とプン(10,20,30,40,50分)の発音が交互に繰り返されることから名付けられた「fun pun clock(ふんぷんくろっく)」。商品開発に現役ママのデザイナーと、モンテッソーリ教育理論の専門家の意見を取り入れ、時計と関わろうとする時期にある子どもに対して、行動と時間をむすびつけてあげる手助けをしてあげられるように、細部に沢山の配慮がされている時計です。木枠はタンバリンを作る職人による国内生産です。

アナログ時計は円グラフの要素があり、時間を逆算して段取りをするのに視覚的に有効、と、デジタル時計や携帯電話で時刻を確認するのが主流となった現代でも見直されています。
http://www.lemnos.jp/

60進法の数字の読み方をデザインに取り入れたアナログ時計/写真提供:タカタレムノス


子どものいる風景が美しい、おすすめのインテリアの本

様々なキッズインテリアの本が出版されてますが、想像力を広げてくれる情報量の多さと、材料の紹介、アイデアとして優れた編集をしているインテリアブックを3冊。全く違う時期に買った物でしたが、よく見ると全て同じ著者:Judith Wilson(ジュディス・ウィルソン)のものでした。この記事でご紹介したアイテムも出てきます。

 

次のページに記事内に出て来たアイテムデータをまとめておきます。
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