「オリジナルパンケーキハウス」でぜひ食べたいスペシャリテ
「ダッチベイビー」は、普通のパンケーキより薄手でもっちり、フチが高くせり上がった個性的なスタイル。その中に手作りのホイップバターを溶かしこみ、フレッシュのレモンを絞り、粉砂糖をふりかけていただきます。ドイツ系アメリカ移民の家庭で作られていたパンケーキが元になっているそうで、蓋つきの鋳鉄製ダッチオーブンで20~30分ほどじっくり焼き上げるのが特徴です。注文すると、スタッフの方が目の前で熱々パンケーキにトッピングをのせて完成させてくれます。もちろん、自分で作りたい!というのもOKなので、一度やり方をチェックしたら、二回目からぜひトライしてみたいですね。
新鮮なりんごとシナモンをふんだんに使い、オーブンでカラメル色になるまで焼き上げた熱々の「アップルパンケーキ」。肉厚なりんごに、“スパイシー!”と感じられるほどシナモンの香りがたっぷり浸みこんで、まるでアメリカの国民的スイーツであるアップルパイを食べているかのような味わいです。生地は、ずっしりとりんごの水分を吸っていることもあってか、かなりしっとり、もっちりした食感です。
このお店は、ほぼ全てのメニューがボリューム大ですが、これはその中でも、相当に食べ応えのある一皿。2人でシェアして食べてもお腹いっぱいになること間違いなし。4人くらいでシェアすれば、あともう2~3品は食べられそうです!
60年前、この「オリジナルパンケーキハウス」を創業したのは、アメリカのオレゴン州ポートランドにいた、レス・ハイエット氏とエルマ・ヒューニーク氏という二人の料理人でした。彼らが、長年の調理経験とアメリカの国内外で食べられてきたパンケーキのレシピを元に研究を重ね、オリジナルレシピを編み出したのです。
現在では、そのレシピを元に、キッチンで毎日パンケーキの生地が仕込まれています。昔ながらの天然酵母を使用し、厳しく温度管理された部屋で3日間発酵させるのが特徴の一つ。それにより、見た目はとにかくボリュームたっぷりですが、食べてみると意外に軽く、ふわふわもちもち食感のパンケーキが出来上がるのです。
ホイップバターやメープルシロップ、ソースなども、同様に、オリジナルレシピで毎日お店で手作りされています。
「オリジナルパンケーキハウス」のお薦めメニュー、まだまだあります!次のページでは、食事代わりにもなる一品も含めて、色々とご紹介します。