全国各地の歴史ある古民家を移築した村に宿泊
「肥後民家村」は、全国各地の歴史ある古民家を移築した村とのことなのですが、なんとこの村の中に、実際に宿泊できるお屋敷があるのです。宿泊できるお屋敷は、「旧河野家住宅」と「旧山野家住宅」。どちらも江戸時代末期に建てられた藁葺き屋根の民家で、河野家は和水町瀬川から、山野家は玉名郡玉東町白木から移築してきたそうです。河野家はL字型の民家、山野家は棟の形がコの字形をした「くどつくり」と呼ばれる造りになっています。昔の家は梁などに使われている木が立派で、どちらの家もとても趣きがあります。
宿泊料金は、4名までは1棟10,000円というお値段もうれしいですね。
5名以上は1人増すごとに2,000円追加とのことですが、1棟に15人まで利用できるほど広いです。
さらに敷地内には、五右衛門風呂やかまどもあり、事前にお伝えすれば、これらも体験することができるんですよ。自然を眺めながらの五右衛門風呂、最高です。すっかり江戸時代にタイムスリップしてしまった気分になりますね。
村内には他にも、上杉謙信の重臣として栄えた豪農の屋敷「旧布施家住宅」や、国指定重要文化財でもある「旧境家住宅」といった貴重な建造物があったり、木工、陶芸 ガラス工芸などの体験工房、そして裏手の菊池川ではカヌー体験ができたりなどと、滞在中は飽きることなく過ごすことができるのもいいですね。
■古民家宿泊体験
住所:熊本県玉名郡和水町江田 302
電話番号:0968-86-5725
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜日
宿泊料金:4名までは1棟10,000円
HP:www.town.nagomi.lg.jp/one_html3/pub/default.aspx
※データは記事公開時点のものです。