職人の卓越した技術が必要な、気品を感じる「本加賀友禅」
室町時代より始まる加賀友禅。江戸中期に京都から金沢に移住してきた宮崎友禅斎により確率し、その後加賀藩の文化振興政策により大きく発展を遂げました。写実的な絵画調が特徴で、加賀五彩(藍、臙脂、黄土、草、古代紫)を基調とした配色は落ち着きがあり、気品が感じられます。すべての製作工程で職人の卓越した技術が必要なため、本加賀友禅の着物はたいへん高価です。
一部の工程を省略して量産している、加賀友禅の言わば廉価版の加賀調と呼ばれる着物もあり、
こちらは手頃な価格設定になっていますが、どうせなら本物を着てみたいですよね。
着用体験プログラムでは、着物本体だけでなく足袋や草履を含む一式総て貸してもらえるので、
事前に各自で用意するものはなく、着付けに関してもスタッフが手伝ってくれるので安心です。
たくさん揃っている着物の中から好きなデザインを選んで着付けてもらったら、そのまま金沢の街へGO!金沢は昔からお茶やお花が盛んなので、着物を着て歩いている人も少なくありません。違和感なく溶け込めると思います。
最後は着物姿をポストカードにしてくれるので、金沢のいい思い出になるでしょう。
※金沢市より許諾をいただいた写真を投稿しています。
■加賀友禅着付け体験
住所:金沢市小将町8-8
電話番号:076-224-5511
営業時間:9:00~17:00
休館日:水曜日
所要時間:着付け約20分、散策1時間・3時間
体験料金:着用体験2000円、着用散策体験4500円~
HP:www.kagayuzen.or.jp/
※データは記事公開時点のものです。