暗闇のソーシャル・エンターテインメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」
■体験プログラムの名称:ダイアログ・イン・ザ・ダーク「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を体験をすることにより、人間の大切な五感を改めて感じさせてくれることができるようになります。各方面で取り上げられているダイアログ・イン・ザ・ダークは、暗闇のソーシャル・エンターテインメントです。
何もかもが体験してみない限り分からないのが正直な感想ですが、参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、グループを組んで入ります。その日知り合った方々と10人程度のグループを作り、中へ進みます。もちろん、参加者だけではなく、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートがあるので安心して参加できます。
早速暗闇の空間へ入った途端、今まで自分の中で感じていた「暗闇」や「光がない世界」という概念が覆されます。本当に1ミリの隙間もない空間ですので、真っ暗です。普通、映画館などの暗い場所では次第に目が慣れて、暗いながらにもモノのカタチなどは見えるようになりますが、ここではそういった感覚は皆無です。
グループのみんなで手をつなぎ、仲間の名前を呼びかけ、中を探検します。
単なる空間ではなく、体験した人にだけわかるとても楽しい仕掛けやシーンが用意されているので、怖いながらにも次第に仲間とのつながりや人との温もりが大切に思えてくるようになります。
ダイアログ・イン・ザ・ダークは、世界30ヵ国・約130都市で開催され、2011年現在で700万人以上が体験しています。
1988年にドイツで、哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれたダイアログ・イン・ザ・ダーク。日本では1999年11月に初めて開催され、現在は東京・外苑前の会場にて常時開催中。これまで約10万人が体験しているそうです。
あらゆることを机上で語る以外に、ひとまず体験してから考えを色々張り巡らせて欲しいと思えるおすすめの体験プログラムです。
■ダイアログ・イン・ザ・ダーク
住所:東京都渋谷区神宮前2-8-2 レーサムビルB1F
アクセス:東京メトロ銀座線・外苑前駅下車 徒歩8分
電話:03-3479-9683
(※要予約ですので事前に電話で確認ください。)