睡眠ダイエットを成功させる3大ルール
■0~6時の睡眠コアタイムには眠っていること。ダイエットは正しい眠りから。
就寝最初の3時間に出現する深い眠りのときに「成長ホルモン」が大量に分泌されます。成長ホルモンには体脂肪や内臓脂肪を分解する働きがあるので、ダイエットにおいてとても重要。しっかりと深い眠りを得るためにも、就寝1時間前になったら明るい光が目に入らないように注意することが必要です。間接照明やアロマキャンドルなどを用いて、心身共に眠りに入る準備を行いましょう。
■「夜食」ではなく「夕食」を摂るようにする。
21時前後に夕食をとる人が多いように見受けられますが、これはあまり褒められる習慣ではありません。食べ物が胃の中に入ると消化器官が活発に動き出すので体の深部体温が上昇します。人間は深部体温が下がったときに眠気が訪れるようなメカニズムなので、遅い時刻に食べることは快眠を妨げる行為そのものなのです。また、遅い時刻に食べるとその後の消費エネルギーが少ないので、余ったエネルギーは全て脂肪として蓄積されてしまい、どんどん理想のボディーは遠のいてしまいます。
運動する時間帯を間違えるとダイエットの大敵に!?
運動は食べすぎ防止にも効果的!
1番体温が高い18時~20時の間に運動を行い更に体温を引き上げておくことで、21時以降に下がる体温との落差を大きくすることが出来、よりスムーズな快眠を促してくれる効果が期待できます。
逆に21時以降の激しい運動は、せっかく下がった体温を無理矢理上昇させることになり逆効果。「運動して疲れているはずなのに眠れない」というお悩みを耳にしますが、これは体温の上昇と交感神経が優位になっていることによって起こっている現象です。運動自体はとても健康と美容において良い習慣なのに、行う時間帯を間違えることで残念な結果になってしまっては勿体ないですよね。
「忙しい人」ほど睡眠ダイエットがお勧め
いい眠りは日中のパフォーマンス力も上げてくれます!
ともすると「睡眠時間が生産性の無い無駄な時間」と思われることが多いのですが、実は真逆。心身の健康と美の土台をつくっているのが睡眠時間だということをぜひ忘れないで、大切に過ごしていただきたいと思います。