現在ロコモかどうかを調べる「ロコチェック」
階段の上り下りなど生活の中の動きでロコモがチェックできます
■7項目でわかるロコチェック
- 片脚立ちで靴下がはけない
- 家の中でつまずいたり滑ったりする
- 階段を上るのに手すりが必要である
- 家の中のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である
- 2kg程度の買い物(1リットルの牛乳パック2個程度)をして持ち帰るのが困難である
- 15分くらい続けて歩けない
- 横断歩道を青信号で渡りきれない
上記の項目に1つでも当てはまったら、すでにロコモティブシンドロームになっている可能性が高いです。
でも、やってみればわかる通り、これはどちらかといえば要介護に近い高齢者を対象としたものなので、年代が若くなればなるほど当てはまる人は少なくなります。
とはいえ、前のページでお話したとおり、移動能力の低下は若いうちから始まっています。そこで、若い人にも当てはまるチェック方法として、将来のロコモになる危険性を計るロコモ度テストが登場しました。
将来のロコモの可能性がわかる「ロコモ度テスト」
ロコモ度テストは下記の3つで行います。■ 立ち上がりテスト
高さ10cm~40cmの台に座り、反動をつけずに立ち上がれる台の高さをはかる
■ 2ステップテスト
出来る限り大きく踏み出した2歩分の歩幅を身長で割った値を調べる
■ ロコモ25
身体状態や生活状況を25の質問で調べる
3つのテスト結果を、年齢層別の基準値と比較して、一つでも基準に達していなければ将来ロコモになる可能性があると判定します。
では、実際にやって自分のロコモ度をテストしてみましょう!