クラシック＆モダンに ウィリアム・モリスの世界 1(4ページ目)

風にゆらぐ
ウィローボウ

ウィローボウもモリスを代表するデザインの1つで大変人気があります。テムズ川も川べりに植えられた柳の木々からインスピレーションを受け、風にそよぐ柳の風情を繊細なデザインに表しています。壁紙だけでなく、カーテンやクッション、本やノートのカバーなどにも良く使われているので、どこかで見かけたことがあるかもしれませんね。

このウィローボウは、細かな葉と枝で構成された穏やかな印象の柄なので、部屋全体に貼ってもすんなりと馴染みます。クラシックなスタイルだけでなく、ナチュラル感のあるインテリアやエレガントなアジアンスタイルのお部屋にもいかがでしょうか。

『ウィローボウ』
品番：LY-14034
サイズ：W52cm×10m/本
価格：19,000円/本
取り扱い：リリカラ


いかがでしたか。今回は人気アイテムからのほんの一部分をご紹介しました。今から150年も前のデザインですが、決して色あせない美しさ。いいものはずっといいんですよね。こういった柄の壁紙は、日本では、部屋全体というよりもアクセントウォールとして部分的に取り入れることが多いでしょう。

今回は、壁紙を中心にご紹介しましたが、ファブリックとでも人気があります。カーテンやクッションなどは更に取り入れやすいアイテムと言えるでしょう。次回は、ファブリックを中心にモリスの世界をお届けします。

それから、モリスが新婚の時に建てた『Red House』は世界で最も美しい家とも言われているそう。イギリスでは、ナショナルトラストが管理して今でも見ることができるそうです！ 機会があれば訪ねて、モリスの世界に触れてみるのもいいですね。

【関連サイト】
リリカラ
Red House（英語サイト）