生命保険/ライフステージ別の保険選び

共働きの妻が増加中。保険には入るべき?(2ページ目)

国政調査によると、共働き世帯の割合は増えており、妻は家計を支える重要な働き手になっているようです。働き手の死亡や入院は家計にダメージを与えるため、妻も夫と同様、保障をしっかりと備えておく必要があります。

執筆者:小川 千尋

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妻の働き方に合った保障を準備して

家族の生活を守るには、働く妻の保障もきちんと準備

家族の生活を守るには、働く妻の保障もきちんと準備

では、家計の重要な働き手である妻の保障は、どう準備すればいいでしょうか?

死亡保障は、妻の働き方によって必要な保障額が違ってきます。パートとフルタイムでは収入が違うからです。ですから、まず、必要な保障額を計算します。以下にケースを2つ挙げました。両ケースとも、末子が独立するまであと15年(必要保障期間)とします。

■ケース1 パート勤務で月8万円の収入を得ている
8万円×12カ月×15年=1440万円
(保障額の目安:1000万~1500万円)

■ケース2 フルタイムで手取り月収15万円を得ている
月15万円×12カ月×15年=2700万円
(保障額の目安:2000万~2500万円)

定期保険か収入保障保険で準備すれば、家計に負担にならない保険料で死亡保障を準備できます。非喫煙者だと保険料が安くなるリスク細分型の商品を選べば、保険料はさらに安くできます。

子どものいない働く妻は、お葬式代程度の500万円くらいを用意しておけばいいでしょう。

医療保障は、働き方や子どもの有無に関係なく、入院日額5000~1万円を準備します。保障内容は入院と手術、先進医療が揃っていればいいでしょう。女性特有の病気による入院や手術の保障が手厚い、女性専用の医療保険でもかまいません。保障期間のタイプは、女性は長生きする可能性が高いので終身型が安心でしょう。

くれぐれも、妻の保障をおろそかにしないでくださいね。


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