イスタンブール/イスタンブールの観光・世界遺産

タキシム・ベイオールの観光・エンターテインメント(2ページ目)

地元トルコ人も大好きなタキシム・ベイオール。それだけに、楽しめるポイントは盛りだくさん! ここでは、そんなタキシム・ベイオール地区の観光スポットやエンターテインメントなどをご紹介します。

執筆者:安尾 亜紀

バビロン

Babylon

今どきのトルコミュージックシーンを感じたい人にはおススメ(©Babylon)

タキシムのライブミュージックバーをとりあげ始めるとキリがないけれど、その中でも代表格なのがバビロン。まだ今ほど経済的に豊かではなかった1999年から続く老舗・バビロンは、当時から若者の音楽シーンのけん引役として大活躍。当時から海外の一流アーティストを招聘してコンサートを行っており、そのアットホームな雰囲気で上質な音楽が楽しめるという親しみ深いライブハウスです。

オープン当時、バビロンのあるアスマルメスジット界隈はシンナー中毒者などがたむろする危ないエリアだったにも関わらず、今ではオシャレなグルメレストラン通りに変身してしまったのも、ひとえにバビロン効果とも言われています。ジャズ、ロック、ポップを始めとした幅広いジャンルに対応しており、様々な音楽フェスティバルの会場にもなっています。

<DATA>
Babylon
住所:Sehbender Sok. No:3, Tunel-Asmalimescit Beyoglu
TEL:0212-292-7368

ナルディスジャズクラブ

Nardis Jazz Club

肩ひじ張らずに、しっとり大人のジャズを聴きたい人におススメ。毎晩、トルコ人ジャズ奏者も必ず参加している(©Nardis Jazz Club)

本物のジャズを聴かせてくれる老舗ジャズバーが、ガラタ塔のすぐふもとにあるナルディスジャズクラブ。様々なジャンルにながされることなく、ジャズ一筋でやってきた正統派のジャズクラブです。週に一度は海外のジャズシンガーを呼んでトルコ人ジャズ奏者とセッションを行ったり、舞台を必ず複数の奏者又はシンガーで構成するなど、その趣向が飽きさせません。いつ行ってもキチンとしたジャズが聞けるので、ふらっと立ち寄るのも可。ただしちゃんと席についてゆっくり聞きたい、特定の人のライブを聴きたい、という場合には予約必須です。2013年は7月26日~8月31日の期間が夏休みなので要注意。

<DATA>
Nardis Jazz Club
住所:Kuledibi Sok. No:14, Galata-Beyoglu
TEL:0212-244-6327

ネヴィザーデ

Nevizade

お昼は静かだけれど、金曜夜にもなるとこの道が両側ぎゅうぎゅうにお酒を楽しむ人でいっぱいになる

イスティクラル通り中盤右手にバルックパザルと呼ばれる魚市場通りの入口が見えます。この通りを入って行くと、右手に見える小路が「ネヴィザーデ」と呼ばれる居酒屋通り。夜にもなると道に出されたテーブルに連なって座った人々が、シーフードをつまみにラク(トルコ焼酎)を楽しんでいる姿があちこちで見られます。

ここの特徴は、夜が更けてくると流しの音楽隊やライブ演奏などが始まること。音楽はたいていトルコ音楽、飲むお酒はたいていラク、というのが定番で、年齢層も割と高め。酔ったトルコ人が眉毛を八の字にしながら音楽に合わせて熱く歌うシーンも見られ、アルコールが大好きな地元イスタンブールッ子のナイトライフが垣間見えます。ザ・トルコ的な雰囲気でラクと音楽を楽しみたい人にはおススメの界隈。ちなみに、ワインやカクテルを楽しみたい、オシャレなフュージョン料理が食べたい、という人はもう少し坂を下りたアスマルメスジット通りに行きましょう。
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