鉄道/鉄道博物館

SLで街おこし、真岡の「SLキューロク館」オープン(3ページ目)

2台の蒸気機関車が定期的に走る真岡鉄道の拠点である真岡駅(栃木県)脇にSL展示施設「SLキューロク館」がオープンした。これは、大正生まれの名機関車9600形(通称キューロク)を展示するもので、圧縮空気によって、機関車を僅かな距離とはいえ動く状態で見学できる。全国に、動態保存のSLは何両も残っているが、9600形の動態保存機はなかったので、この「SLキューロク館」は、貴重な存在といえる。

野田 隆

執筆者:野田 隆

鉄道ガイド


SLキューロク館案内

真岡鉄道と9600形

9600形の脇を真岡鉄道の列車が走り抜ける

キューロクの顔

真正面から見たキューロクの顔

◆開館時間
・10:00~18:00
◆休館日
・毎週火曜日(火曜日は祝日の場合は翌日)
・年末年始(12月29日から1月3日) 
◆入場料
・無料
◆SL49671の自走運行日及び運行時間
・運行日:毎週日曜日及び祝日ともに1日3回
・運行時間
‐ 1回目:10:30(2往復運転)
‐ 2回目:正午(2往復運転)
‐ 3回目:14:30(2往復運転)
サイト
http://www.moka-railway.co.jp/96kan/
場所=真岡駅隣接

真岡への行き方

水戸線とSLもおか

下館駅での水戸線電車とSLもおかとの出会い

1)JRを利用する
上野⇒(JR宇都宮線、普通列車で約1時間20分)⇒小山⇒(JR水戸線、約20分)⇒下館⇒(真岡鉄道、約25分)⇒真岡

●JRのおトクな切符
休日おでかけパス 
■運賃
[大人]2600円、[小人]1300円
■対象エリア
東京都内~下館の往復利用可能。正規往復運賃は3240円
■利用期間
土・休日および4月29日~5月5日、7月20日~8月31日、12月29日~1月3日の毎日
■有効期間
1日間
※追加料金を払えば、東北・上越新幹線、特急列車、グリーン車の利用可能

常総線

ローカル線の雰囲気が味わえる関東鉄道常総線

2)つくばエクスプレス(TX)と関東鉄道を利用する

秋葉原⇒(つくばエクスプレス、快速約30分)⇒守谷⇒(関東鉄道常総線、約1時間10分)⇒下館⇒(真岡鉄道、約25分)⇒真岡

●守谷から真岡駅までの往復に便利でおトクな切符

常総線・真岡鐵道線共通一日自由きっぷ:大人2300円、子供1150円
(真岡鉄道は、下館~益子間が乗り放題)。
総線全線と真岡鐵道線(下館~益子間)を土曜・休日・年末年始期に限り、1日中乗り降りできるきっぷ。
■利用期間
土曜日・休日・年末年始
※4/1~5/31・7/1~8/31・11/1~1/31の期間は、平日でも利用可能。
■有効期間
当日のみ
■発売日
有効開始日の7日前から
■ご利用区間
常総線全線・真岡鐵道線(下館~益子間)
■運賃
[大人] 2300円、[小人] 1150円

<関連サイト>
ローカル線の魅力満載、「SLもおか」の旅

※上記データは記事公開時点のものです。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます