会社員がいつのまにか貯蓄できるシステムがある!

共働き家庭の家計は2人分の収入があるので、比較的余裕があります。そこで、2人の将来設計を考えて、確実に貯蓄ができる家計にしていきませんか?

毎月貯蓄をしていくために、2人共通の貯蓄用口座をつくるのもひとつの方法です。けれども、お金をいちいち貯蓄用口座に移すのが面倒と考える方もいらっしゃるかもしれません。いつのまにか貯蓄できるシステムがあれば便利ですよね。

そう考える方におすすめしたい方法があります。勤務先に財形貯蓄制度があるのなら、「勤労者財産形成貯蓄(一般財形貯蓄)」<※1>にトライしてみてはいかがでしょうか。

「財形貯蓄」とは?

「勤労者財産形成貯蓄(一般財形貯蓄)」とは、給料やボーナスからの天引きで定期的に貯蓄する制度。3年以上の期間にわたって続ける必要がありますが、いつのまにか貯蓄できているところがメリットです。

筆者も会社員の頃は、財形貯蓄のお陰で知らず知らずの間に強制的に貯蓄ができ、結婚資金に住宅資金にと大活躍してくれました。

将来的にマイホームを購入したいと考えるのなら、「勤労者財産形成住宅貯蓄(財形住宅貯蓄)」<※2>がよいでしょう。もちろん給料からの天引きなので気軽に住宅資金を貯めることができ、条件を満たした場合は利子に非課税枠があります。

また、財形貯蓄をやっていると住宅購入あるいはリフォーム・増改築に必要な資金の融資が受けられます。融資手数料は無料、金利は一般の金融機関より低めに設定され、5年ごとに見直しがある5年固定タイプです。筆者はこちらにもお世話になりました。

「財形貯蓄」がない場合には?

勤務先に財形貯蓄制度がないという方にもおすすめの方法があります。それは、給料が振り込まれる金融機関の口座で、決められた日に自動的に定期預金に積み立てるシステムを利用する方法です。

ゆうちょ銀行なら「積立自動定期貯金」、銀行では「積立定期預金」「自動とりまとめ定期預金」「自動つみたて定期預金」など金融機関によって名称は異なります。これなら「貯金するぞ」と意気込まなくても、財形貯蓄と同様、決められた日に勝手に引き去られていますので、知らない間に手間をかけずに貯まっていくわけです。

思い立ったらすぐに始めよう!

財形も積立自動定期預金も、一度だけ申込み手続きが必要です。

さあ、いつやりますか? ……今でしょう!

今年こそ貯めよう!と思ったら、職場あるいは金融機関に手続き方法を確認しておきましょう。財形は決まった時期だけ募集をしている職場も多いようです。スケジュールを確認したら、忘れないように手帳に書き込みましょう。その間、毎月いくら貯蓄をしていくか目標額を決めたり、家計を見直して無駄な支出を減らしたりする期間にあててもよいでしょう。

貯蓄を始める前に、ぜひやっていただきたいことがあります。それは、夫婦共通の目標を立てること。旅行でもマイホームでも、貯蓄に目標があれば、頑張ろうという気持ちが生まれますし、なんといっても夫婦で目指すものができるので、2人の連帯感が強まります。

2人分の収入があるからこそ、貯蓄に強い家計をつくることができます。さっそくご夫婦で、将来設計に向けた貯蓄について話し合ってみませんか?

<※1>勤労者財産形成貯蓄 <※2>勤労者財産形成住宅貯蓄
→詳しくはこちらをご覧ください(厚生労働省:財形貯蓄制度)


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