ナレッジキャピタルのメイン施設「The Lab.」。企業や大学などが企画・開発中のさまざまな先端技術を紹介する展示エリアです。
今回、紹介するのは“知”の最先端体験施設「ナレッジキャピタル(KC、知的創造拠点)」。子どもから大人まで “知る、遊ぶ、学ぶ、買う” などいろいろな体験ができる施設です。
誰もが先端技術に触れて体験できる「ラボ」
JR大阪駅北側に開発された「うめきた・グランフロント大阪」。ナレッジキャピタルは北館に点在しています。
そして、ナレッジキャピタルには、一般向けにもさまざまな体験コーナーが設けられているのも、大きな特徴の1つです。
まず、誰もが先端技術に触れられる「The Lab.(ザ・ラボ) みんなで世界一研究所」は、IT(情報技術)やロボット、環境などを体験し、語り合うことができる交流施設となっています。ここでは企業や大学などが研究、開発する技術を楽しく、わかりやすく紹介しています。
例えば、重い物を軽々と操作する実感ロボットアーム(鴻池運輸、鴻池技術研究所)、電気自動車で復活した伝説のスポーツカー「トミーカイラZZ」(グリーンロードモータース)、フェルメールが見たものをすべて体験できる次世代型美術鑑賞のコーナー(凸版印刷)など。どれも“世界一”を目指してまさに開発中の技術です。
「心」を持ったロボット、電気自動車で復活した伝説のスポーツカー、世界初のメガネなしで飛び出す映像体験などを展示・紹介する「ACTIVE Lab.」。
ナレッジキャピタルのインフォメーションもここに設置されていて、今後は雑誌とコラボレーションしたイベント、新スタイルのワークショップなども行われます。
「CAFE Lab.」は、こだわりのフードやドリンクを味わいながら本や電子書籍が読めるスペース。ここで知的好奇心が目覚めるはず!
その他、異業種交流を図る企業や研究者、クリエイターらの会員制「ナレッジサロン」、舞台からビジネス利用まで対応する多目的劇場「ナレッジシアター」、最大3000人規模の国際会議が開催できるコンベンションセンターなども設置されています。ナレッジキャピタルに参画する団体や来館者らのコミュニケーションをサポートする専門スタッフ “ナレッジコミュニケーター” も館内の随所に配置されていて、ナレッジキャピタルを案内してくれます。