ひとつは、子どもに旅育をさせるのではなく、親も旅を楽しみ学ぶこと。例えば、メソッド2「役割や目標」は、親御さんも宣言して一緒に頑張りましょう。また積極的に「空が綺麗だね」「すごい、面白いものがあるよ」など、発見や疑問を声にして語りかけると、自然と子供も真似をします。
トマトの中に隠れているのは?だれだ?
「ほら、トカゲの赤ちゃんだよ」という声に子どもは興味津々
私の経験からいうと、アクシデントはその時は大変ですが、不思議と子どもの心には「皆で大変だけど頑張った」というプラスの体験として残ることも多いもの。旅のピンチは「旅育」のチャンスです。
そして、子どもとは親子という縦の関係ではなく、フラットに旅仲間として接しましょう。
子どもだからわからない……ではなく、しっかりと報告・連絡・相談をすることを心がけて。旅仲間として接すれば、何かして欲しいことがあるときも、「〇〇しなさい」ではなく「〇〇してくれる?」となるはずです。子どもを子ども扱いせず、ひとりの人格として接することで、言葉がけもかわり、それに応じてお子さんの反応も変わります。ぜひ、お試しくださいね。
※この記事は、All Aboutまとめ「村田和子式 親子の「旅育」メソッド」として、複数記事で展開するコンテンツのひとつです