早速ですが以下のような Perl プログラムを書いてみて下さい。
Perl での数値計算例 1(prog01.pl)
# Perl の数値計算を覚えるためのプログラム use strict; use warnings; use utf8; binmode STDOUT, ':encoding(utf8)'; #Windows の場合は utf8 -> cp932 my $seisuu = 2; my $kekka = $seisuu / 3 + 1; print "$kekka は $seisuu を 3 で割って1を足した結果です。\n";プログラムを保存したら早速文法チェック、実行して下さい。
文法チェックは
% perl -c prog01.pl実行は
% perl prog01.plでしたね。
以下の様な出力がされたでしょうか?
1.66666666666667 は 2 を 3 で割って1を足した結果です。電卓で、2を3で割って1を足して確かめて下さい。Perl の計算結果と合っていますね。
Perl の計算に使用する記号
Perl の計算は、学校で習う四則演算と同じです。ただし記号は「×」の代わりに「*」、「÷」の代わりに「/」を使います。Perl の演算記号
演算種類 例 結果 加算(+) 1+1 2 減算(-) 2-4 -2 乗算(×) 3*5 15 除算(÷) 8/2 4
掛け算や割り算は足し算や引き算より先に行い、もし優先したいものがある場合はカッコでくくります。
カッコを使ってプログラムの計算部分を以下のように変更すると、
Perl での数値計算例 2
my $seisuu = 2; my $kekka = $seisuu / (3 + 1); print "$kekka は $seisuu を 3 足す 1 で割った結果です。\n";出力は以下のようになります。
0.5 は 2 を 3 足す 1 で割った結果です。3足す1は4ですので、計算結果もばっちりですね。
>>次は:桁数の調整