住宅設備・建材の選び方/住宅設備・建材のトレンド

掃除に関する意識調査

住宅設備機器・建材の総合メーカーであるLIXILでは、一人暮らしの新社会人および新社会人の子供を持つ母親を対象に、掃除に関する意識調査を実施。それぞれの掃除に対する考え方は、どんな違いがあるのでしょうか。

岩間 光佐子

執筆者:岩間 光佐子

住まいの設備ガイド

新しい生活が始まる季節。子供の入学や就職、独立などをきっかけに、模様替えや整理を兼ねた大掃除を行うご家庭も多いのでは? 住宅設備機器・建材の総合メーカーであるLIXILでは、一人暮らしの新社会人および新社会人の子供を持つ母親1,031名を対象に、掃除に関する意識調査を実施しました。それぞれの掃除に対する考え方は、どんな違いがあるのでしょうか。

■調査概要
調査方法:インターネット調査
対象エリア:全国
調査対象:2012年に新社会人になった一人暮らしの人および2012年に新社会人になった子を持つ母親(サンプル数:1,031名 一人暮らしの新社会人の男性:258サンプル 一人暮らしの新社会人の女性:258サンプル 新社会人の母親:515サンプル)
調査実施期間:2013年3月1日~2013年3月6日
調査実施機関:株式会社マクロミル

一人暮らしで掃除への自覚も芽生える?

lixil

お手入れが簡単な設備を選べば、掃除の時間も短縮できる。水アカ(シリカ)汚れを付きにくくし、掃除をラクな浴槽も。[戸建用システムバスルーム 「Kireiyu(キレイユ)」Kタイプ1620]

調査によると、「居室(リビング)」「キッチン」「浴室」の掃除頻度は、親世代が「ほぼ毎日」という答えが最も多いのに対し、新社会人はいずれの場所も「週1日程度」が多数。ひとり暮らしでは、仕事が休みの日しか掃除はできない、ということはわかりますが、「浴室」「トイレ」に関しては、半数以上が「月数回以下」と答えており、忙しいとはいえ、清潔に保ちたい空間だけに、もう少しお手入れできれば……。

とはいえ、「居室」を週1回以上掃除する人は66.3%と、学生時代の44.3%に比べると頻度は高まっているという結果も。一人暮らしでは、掃除は自分でせざるを得ない、必要に迫られた掃除への自覚、なのかもしれませんね。

嫌なのはトイレ掃除

普段、一番掃除をしたくない場所を聞いたところ、新社会人は「トイレ」(22.3%)、親世代は「浴室」(28.0%)という割合が最も多い結果に。「トイレ」掃除をしたくない理由は、「汚れが落ちにくい」「臭いがきつい」など。「浴室」は「カビ・ぬめりの掃除が大変」「カビが生えやすく取ってもすぐに出てくる」といった理由が多く挙げられたとか。

同様に、大掃除でも大変な場所に挙げられるのは、両世代とも「キッチン」がトップ、次いで「浴室」「窓ガラス」「トイレ」という回答が続き、水まわりの掃除を大変に感じているということがわかります。


次ページでは、掃除にどのくらいの時間をかけているのか、みていきましょう。

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