産休・育休後に女性が仕事に復帰する姿は、近年どこの職場でも見られるようになってきました。とはいえ、現在の社会環境においては、この「仕事に復帰すること」がまず困難で、お母さん達にとっては大きな課題となっているのが現状です。

ここ数年で、働くお母さんに向けた情報はよく目にするようになりましたが、仕事に復帰するまでの過程についてはあまり触れられることがなく、残念ながら「働くお母さんになるための情報」は不足しています。これから出産や復帰を控えた女性にとっては「どうすればスムーズに、そして納得のいく仕事復帰ができるか」が最も知りたいテーマなのではないでしょうか? ここでは、出産前から復帰までの期間において、いつ何をすれば良いかを見ていきます。

復帰時期の設定は、産まれる前に!

赤ちゃんの手

かわいい我が子を見ていると、ずっと一緒に居たい気持ちになりますが、働くことで子供に与えられることもたくさんあるはず

勤め先や仕事内容によって状況は異なるとはいえ、産休・育休に入る前から復帰のタイミングを決めているお母さんが意外にも少ないことに驚かされます。子育ては大きな充実感を得られるかけがえのない時間ですから、それを経験する前と後とで考え方が変わることは珍しくなく、むしろ自然なことかもしれません。しかし、ここで重要なのは、出産とはそれほど大きな心の変化を伴うイベントであるということをしっかり認識して、その前後両方で「いつ復帰したいか」を考え、それらと向き合うことです。

そして、もう一つの重要項目である保育園についても、産前のアクションが大切です。都心部を中心に保育園への入園は依然として厳しい状況もあり、よく耳にするのが「保育園に入れたら復帰しよう」という声。確かに、子供が保育園に入園できなければ、仕事への復帰は現実的には無理でしょう。とはいえ、入園が確定するまで決断を先送りすること、考えを止めてしまうことは非常に危険です。先送りすることで手遅れとなるリスクが高まるだけでなく、手遅れリスクの高まりがプレッシャーとなって前向きな思考を疎外しかねないからです。復帰時期を考えるにあたっては、希望するタイミングで保育園に入れる! と一旦仮定してしまうことが重要です。

産休に入ったらすぐに役所へ

保育園選びを始めるのは出産が終わって生活が少し落ち着いてから、と考えている方が多いのではないでしょうか。しかし、ここでも産前から活動をスタートすることを強くお勧めします。産前なるべく早くが理想的ですが、平日の昼間に時間が取りやすくなる産休に入ったら本格的にスタート、と考えておきましょう。

保育園探しの基本は、役所に行って話を聞くことと、保育園を見学に行くことです。役所が混んでいると長時間を要する場合がありますし、また保育園によっては見学できる曜日や時間が指定されたりするため、授乳やお昼寝のスケジュールを気にしなくてもよい産前の方が断然オススメです。

次からはスムーズな仕事復帰の大前提となる「保育園への入園」に向けた行動についてまとめます。どう行動するかで入園の可能性は確実に変わりますよ!