8棟構成、総戸数306戸のスケール
建物は5階建ての8棟構成である。南北に長い敷地形状をいかし、エントランスや地下駐車場のアプローチ、桜のある森や広場、そして家庭菜園スペースなどじつに無駄のないかつ自然の景観を十分堪能できるランドプランに仕上げている。車寄せをエントランスから少し離し、人と車の混雑を避けるあたりは、さすが大規模マンションの実績が多い分譲会社といえる。サウスゲートからエントランスアプローチを通ってなかに入れば、2層吹き抜けのメインエントランスが出迎える。建物の風格は、一歩足を踏み入れた時の第一印象が重要だ。カーブを描く縦格子の木調の上品な壁面の前には、フロントスタッフが待機。そのまま進むと、高さ10m超の大きなクスノキのある森が見えるラウンジ空間が広っている。ここでは焼きたてのパンが提供されるカフェサービス(有償)が付くそうだ。そのほか共用施設は、キッズルームやゲストルーム(2室)なども用意。
単に施設が完備されているだけではない。入居当初は、コミュニティ形成を支援するプログラムとして、季節のイベントや交流会の企画、同じ趣味を持つ者同士の教室などが開催される予定だ。一度に大勢の世帯が入居し始める大規模マンションでは、昨今こうした支援サービスに注目が集まる。「絆」という言葉がクローズアップされた東日本大震災の影響も少なからずあるようだ。
防災面も触れておこう。建物内部には防災倉庫を設け、非常用飲料生成水システムやポータブル発電機、かまどスツール、マンホールトイレやパーソナルテントなどを完備。また、停電で給水ポンプが停っても水道水が使えるよう、共用部に本管に直結した水道管を引き込んでいる。これも大手デベロッパーならではの非常用設備と捉えて間違いない。
「ひと部屋分広い」マンションに住むということ
「ミソラシア横浜桜ヶ丘」の住戸の最大の特長は、その住戸の広さ。平均専有面積約78平米は、2012年横浜市内で供給された分譲マンション平均面積68平米のプラス10平米にあたる。10平米というと、3坪強。つまり6畳分広い計算になる。この数値はいろいろな捉え方ができる。単に「ひと部屋多いマイホームが手に入る」でも良いだろうし、「収納たっぷりの新居に住み替える」といった見方もできる。さらに「永住志向のオーナーが多そうだ」という推察も成り立つかも知れない。常時、住み替えによる売却住戸が発生するマンションと、長く住む人が多そうなマンションとでは、価格相場の可能性に差が生じやすいことは誰にでも容易に想像できるのではないだろうか。
最後に、「これは便利!」と印象に残った設備やサービスを専有共用問わず、ひとつずつピックアップしてみよう。水周りでは、キッチンの自動食器洗い乾燥機、浴室では魔法瓶浴槽。収納は2つの洋室それぞれにウォークインクローゼットが用意されたタイプがあり目に止まった(一部)。共用サービスでは、モビリティサービス(カーシェアリング<2台・有償>、電動アシストレンタサイクル<5台・無償>)に着目した。
現段階(4月中旬)で資料請求数は既に1700件にも達する。2月中旬から予約制事前案内会をはじめ、3月下旬よりモデルルームをグランドオープン。来場者の傾向は、想定通り小学校就学前のお子さんがいるご家庭が多くを占めるが、シニアカップルも予想を超える数に上るという。評価されている点は、やはり「立地(高台・眺望・自然を感じる環境)」がトップ。その次に「面積の大きさ」、「売主の高い信頼感」と並ぶ。ぜひ現地で実感していただければ。
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