相手から言わせる! 性格別「離婚の進め方」
離婚後、幸せな人生を歩むことが大事。そのためにも、有利な条件で離婚を進められるよう、戦略を立てましょう!
今回は、離婚を決意した人に向けて、より有利に離婚を進めていくためのコツをご紹介します。ポイントとなるのは、「パートナーの性格」。「別れたい」というお互いの結論は同じでも、あなたから離婚を言い出すことで不利になることは多いのです。
また、アプローチ次第で、すんなりいく場合とこじらせてしまう場合があるのも事実。離婚は戦いですから、いかに有利に進めるかが重要になります。
いずれにしても、有利な離婚は、「相手から別れたい」と言わせるように仕向けること。そこに迷いがあってはいけません。あなたの損にならないよう、離婚後の生活が困らないよう、有利な離婚に向けて戦略的に物事を進めていきましょう!
早速、どんなふうに責めていけばスムーズに、しかもあなたに有利に離婚を進められるか、パートナーの性格を基準にしながら、お話ししましょう。
<目次>
「気が強い夫」「勝ち気な夫」へのタブーは「プライド」
気が強く、勝ち気なタイプの夫は、プライドが高いもの。仮に、あなたから離婚を切り出すと、「自分が捨てられてしまうなんてあり得ない」と逆上して、話し合いがこじれてしまうケースもあります。そんなタイプの夫には、相手から「出て行け!」と言わせるように仕向けるようにするのが得策。プライドを傷つけないように、相手に離婚の選択をさせましょう。決定的な言葉は自分から言わず、相手に言わせる姿勢で話し合いを進めるのがポイントです。
「神経質な夫」「マジメな夫」には、「ルーズ」な応対で
細かいことが気になったり、マニュアルを重視したりするタイプの夫は、相手のルーズさがイライラやストレスの原因になります。そこを活用すれば、あなたから言い出さなくても離婚の話し合いはスムーズに進むでしょう。たとえば、あなたが人前で夫が望まない言動をしたり、生活全般がだらしないものになったりして、それが継続すると、「このままの毎日は耐えられない」と思うはず。相手のイヤなことにつけこんだ形で、ストレスをかけていくと効果的です。
反対に、「ルーズ」な夫に対しては、その逆をいけばOK。たとえば、家では家事や育児を完璧にし、家計簿も1円単位でしっかりつけていることを知らせて、夫にも同じようなキッチリした生活をすることを強要するなど。あなたの存在が息苦しくなれば、しめたものです。
「口数の少ない夫」「妻の話を聞かない夫」には、予想を裏切る行動を
日頃から自分のことを話したがらないタイプや、夫婦で話し合うこと自体を面倒くさいと感じているタイプの夫には、ストレートに「離婚のための話し合いをしたい」と言っても、はぐらかされてズルズルと時間ばかりがたってしまうケースが多いもの。であれば、相手が予想できない行動に出るのも手。たとえば、別居を実行に移して、相手に離婚を真剣に考えていることをアピールするのも効果アリ。自宅に戻ってきたときに、あなたの話に耳をかさざるを得なくなるでしょう。
「わがままな夫」「マイペースな夫」には、相手の型を崩して
焦って離婚をするのではなく、冷静になってまずは相手の性格を分析すること。アプローチ方法を考えて話し合いに臨みましょう。
マイペースな夫には、夫の習慣となっていることに対してあらたにルールを設けて、暮らしを改革していくようにします。あれこれと細かく命令するのもアリ。夫から、うるさがられることが狙いです。
わがままな夫は、意外にも妻であるあなたと接していないと不安を感じる一面もあります。たとえば、あなたが夫を徹底的に無視し続けていると、相当こたえて音を上げてくるに違いありません。
「協調性がある夫」「穏やかな夫」には、じっくりと話し合いを
協調性や社会性があり、穏やかなタイプの夫には、「お互いのため」という点を強調して、時間をかけて話し合いを重ねることがポイント。納得した上で「じゃあ、別れようか」という流れで持っていくことで、トラブルもなく友好的に着地できるようになるからです。法的な理由を持ち出すのも手。感情的になることなく、冷静に振る舞うことも忘れずに。
性格分析は話し合いの「責めどころ」になります!
このように、夫の性格を見極めて、離婚の戦略を立てることは、決してしたたかなことではありません。離婚を決めたからには、離婚することがゴールなのではなく、離婚後にあなたが幸せになることが目的だからです。そのためには、より有利な条件で離婚を進めたほうがメリットもたくさんあるのです。一見、短所にしか思えない夫の性格も、離婚の話し合いの責めどころとしてとらえることで、離婚を有利に進めるためのヒントになり得ます。冷静に話し合いを進めるためにも、まずはもう一度、夫の性格分析からはじめてみてはいかがでしょう。
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