マレーシアはゴルフ天国。政府も「ゴルフ立国」と目指し力を入れている
Maybank Malaysian Open の様子。観客は炎天下での観戦になる
テンプラーパーク・カントリークラブ。在馬日本人ビジネスマンの社交場
ちなみに、現地マレーシア人の間でもゴルフは人気のスポーツです。世界のゴルフツアーはテレビで放映されていますし、接待ゴルフもいたってノーマル。ゴルフレッスンに通っているちびっこ達も多くいます。これは、マレーシア政府が「ゴルフ立国」をめざして、ゴルフ道具やバギー輸入に関税をかけないなどの措置をとっているため、ゴルフを身近なスポーツです。
マレーシアのゴルフラウンドの予算
南国ならではの熱帯雨林が生い茂るゴルフ場。スコールと脱水には注意しよう
クアラルンプールでゴルフを楽しみたいなら、現地旅行会社が主催する送迎こみのツアーに申し込むのが便利です。ウェンディーツアのゴルフツアーであれば、先述の「テンプラーパーク」が送迎こみで平日1人510リンギ(約15,300円)です。
また、ランカウイ、キャメロンハイランド、コタキナバルなどの観光地でもゴルフを楽しむことができます。これらの観光地は、ゴルフ場がリゾートホテルに併設している場合が多いので、ホテル選びのときに確認すること。ゴルフ場が送迎を行っていることもあります。
マレーシアならではのゴルフ事情
バギーは2人用、4人用の2種あり。リモコンは無い (写真提供:ウェンディーツアー)
服装に関しては、実際のところあまり細かくチェックはされませんが、ゴルフシューズ、襟ありのウェア、上着はズボンに入れるなど日本と同じルールを守っていれば問題ありません。
キャディさんは、プレー日やコースによって、必ず付けなければいけないか、選べるかが変わります。テンプラーパーク・カントリークラブのキャディさんはとっても明るくて話し上手。カタコトの英語で大いに盛り上がり、海外ゴルフを満喫できること間違いなし。また、グレンマリーゴルフ場などでは、男性のキャディさんがつくことも。こちらは腕に自信があるキャディーさんが多く、的確なアドバイスをもらえることもあるそうです。
ここで、マレーシア人のキャディさんと盛り上がるマレー語を2つ紹介しておきますね。グッドショット!のときは、マレー語ですばらしいという意味の「バグース!」(Bagus)。反対にミスってしまってやばい!ときは、マレー語であらまっの意味の「アラマ!」(Alamak)です。キャディさんへのチップは気持ち次第ですが、プレーヤー1人につき10リンギ(約300円)ほど渡すのがスマート。南国マレーシアで思い出にのこるゴルフを楽しんでください。