学資保険/学資保険の返戻率を上げる方法

こども保険・学資保険の受取率ってどのくらい?

教育費を計画的に準備していくとき、こども保険・学資保険は方法の1つです。会社によって保険料、給付金がそれぞれ違います。お金を増やすことを目的にした場合、支払った保険料に対して受取れる総額の割合(返戻率・受取率といいます)を考えなくてはなりません。

岩城 みずほ

岩城 みずほ

学費・教育費 ガイド

フリーアナウンサー、セミナー講師、生命保険会社勤務を経て、2009年にファイナンシャルプランナー(FP)として独立。セミナー講師、講演、相談業務、執筆など行っている。30代、40代の教育費を含む家計見直し、資産運用の相談を多く受けている。

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金融庁が、金利低下を受けて、2013年4月からの生保各社の責任準備金算出の基準となる標準利率を12年ぶりに引き下げることから、お金が増えにくくなるこども保険・学資保険も多いようです。詳しくは「今春から学資保険・こども保険の保険料は上がるの?」をお読みください。

受取率(返戻率)を比較しよう!

受取率(返戻率)は、
受取総額(学資年金・お祝い金・満期保険金の総額)÷払込保険料総額×100
で計算できます。

月払いと一括払いでは、一括払いの方が受取率は高くなります。会社によっても違いますが、4.0%~13.5%ほど利率がアップするようです(2013年4月以降の保険料で計算)。

契約者30歳男性、被保険者0歳で、学資年金を18歳で受け取る場合の月払いの受取率(返戻率)を比較してみてみました。2013年4月の標準利率改定を受け、保険料改定後の計算です。

受取率の比較

受取率の比較(注1)クリックで拡大します


(注1)2013年10月15日に「受取率の比較」の表を更新しました。

では、大学在学中はどのくらいの学費が必要なのでしょうか。次のページでは、2013年に発売された在学中に受け取れる学資保険についてもご紹介しています。

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