何の為の家計簿?
あなたのおうちでは、家計簿をつけていますか? 「YES」という方も、ただの記録になっていないでしょうか?
家計管理が上手くいくコツは支出を管理できるようになることです。どんなに収入が増えても、同じだけ支出が増えればお金は残りませんね。大切なことはいくら稼ぐかではなく、いくら残すか?なのです。だからこそ、家計簿で支出を管理する必要があります。
「貯まる人」と「貯まらない人」の違い
「貯まる人」と「貯まらない人」は考え方に大きな差があります。ファイナンシャル・リテラシーとも呼びますが、お金に関して理解し、適切な決定と行動ができるようになるためのスキルと知識が身についている方は「貯まる人」のお金の習慣を身につけています。その違いを見てみましょう。「貯まる人」の習慣
・先取り貯金をして、残りのお金で生活している。
・お給料が増えても生活のレベルは上げず、その分貯蓄に回している。
・家計簿をつけ、支出をコントロールしている。
「貯まらない人」の習慣
・お給料が増えないから、お金が貯まらないと思っている。
・お給料が増加した分だけ、生活のレベルを上げる。
・どんぶり勘定で、家計簿をつける習慣がない。
皆さんはどちらでしょうか?以前浪費家主婦だった頃の私は完全に「貯まらない人」の思考でした。いつもあと3万円お給料が増えればと思い、実際に増えると生活のレベルを上げ、またあと3万円増えれば……と常に「足りない」と感じていたものです。そして、家計簿をつけてもただの記録で終わっていたので、何の変化もない。そのような日々を送っていました。
自分のお金の癖を知り、ストレスのない解決策を持つ
家計簿をつけていると、自分がどんなモノやどんな時にお金を使いすぎるのかわかってきます。自分の悪い癖を見つけたら、先回りして解決策を用意しておくといいですね。貯まらない自分の悪い癖
・疲れると夕食を外食や惣菜にしてしまい、食費が増えてしまう。
<解決策>
疲れても簡単に作れるレシピの材料を常備しておく。カレーや、温めたり炒めたりするだけで作れるモノを常備しておく。
・夫の出張が多く、夫がいないとつい夕食を外食にしたくなる。
<解決策>
月に一度は夫が出張の日に外食をしていいと、自分に許可する。
・本屋に行くと買いたい衝動を抑えられない。衝動買いをするので失敗もある。
<解決策>
本屋に行かない。アマゾンなどで、レビューを確認してから買う。
家計簿はただの記録簿にせず、自分の悪い癖を見つけたら、ストレスなく解決できる策を考えメモをして、実行していきましょう。家計簿で支出を管理しコントロールするできるようにするのが目的です。人は感情でモノを買います。しかし、感情のままモノを買っていたら貯まるものも貯まりません。ストレスを感じないように、バランスを取りながら感情をコントロールしていく術も必要ですね。
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