子どもが生まれたら教育費は不可欠です。大学まで進学すれば、1人1000万円かかるといわれています。そして、教育資金の準備は早めに始めることが肝心です。

一般的に、高校までは月々のやりくりで教育費をまかなうことができます。私立高校へ進学すると、入学金や制服代などの準備でまとまったお金が必要になる場合もありますが、授業料については「公立高等学校授業料無償制」や、私立高等学校等の生徒については「高等学校等就学支援金制度」がありますので、負担は軽減されます。

実際に大きなお金が必要になるのは、大学や専門学校へ入学するときと在学中です。入学金は一括、授業料などは半期、または年間で納めなくてはなりません。親元を離れて進学する場合は、住居費や生活必需品の準備など、新生活をスタートする費用もかかります。

では、具体的に、こども保険・学資保険のベストな加入時期について、確認していきましょう。

人生の3大支出のトップバッター教育資金

住宅購入、老後資金と合わせて教育資金は、人生において大きな支出のひとつです。でも、必要な時期が確定しているので、非常に準備しやすいものだともいえます。計画的に資金作りができるのです。ポイントは、早めに準備をスタートすることです。

「こども保険・学資保険にはいつ入ればいいの?」という質問をよくお受けしますが、答えは「子どもが生まれたらすぐ」です。

出産をして大変な時期ですが、子どもがゼロ歳のときにスタートしましょう。できれば、出産前に計画を立てられるといいですね。会社によっては、出産予定日前(例・140日)から加入できる商品もあります。ちなみに余談ですが、会社によっては被保険者(こども)の医療特約は、出生以降しか付加できない商品もあります。

保険料は、払い込み期間が長ければ、1回当たりの保険料の負担は軽くなります。また、契約者である親の年齢が若いほど、保険料は安くなります。こども保険を扱っている保険会社のHPでシミュレーションできるところがありますので、年齢を変えて試してみてください。保険料の差が実感できますよ。

教育費はどうやって貯める?

計画的に準備すべき教育費はどうやって作っていけばいいのでしょう。

大学・専門学校入学までには約18年間あります。教育資金は、コツコツ積み立てていきましょう。お勧めしたいのは「一般財形貯蓄」です。勤務先が制度を導入していればぜひ利用してください。

会社に制度がなくても自分でコツコツ貯めるしくみを作ることができます。今は金利が低いですが、今後金利が上がる可能性も考え、銀行の積立定期預金やゆうちょ銀行の自動積立定期貯金を利用するのもオススメです。

給料日、もしくは給料日の翌日を預け入れ指定日に設定しておけば、毎月自動的に積立てていくことができます。お金は知らない間に貯まっていきます。また、個人向け国債を購入するなどの方法もあります。

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