城東エリアでは、JR貨物駅や工場跡地を開発して賑わいのある街づくりを進める動きが多くみられます。葛飾区の新宿6丁目地区の開発では、東京理科大学を誘致し、文化・教育という視点で地域の活性化を図るようです。

金町の工場跡地の開発で
東京理科大の新キャンパス誕生へ

JR金町駅周辺では複数の再開発が進行中。葛飾区新宿6丁目地区の開発では東京理科大の新キャンパスが誕生予定
JR金町駅周辺では複数の再開発が進行中。葛飾区新宿6丁目地区の開発では東京理科大の新キャンパスが誕生予定
JR常磐線の金町駅から北西に位置する新宿6丁目地区では、三菱製紙中川工場の跡地を中心に約33.3haの土地で開発が進められています。葛飾区は2005年に「葛飾区新宿六丁目まちづくり方針」を決定し、その後「元気満10プロジェクト」として大学誘致構想を打ち出してきました。

2009年3月に葛飾区と東京理科大学の間で協定が締結し、同区が目指す文化・教育的環境と地域の賑わいという街づくりに向けての一歩を踏み出しました。開発エリア内は、住宅ゾーン、都市型工場・研究ゾーン、医療や福祉を充実させた生活利便複合ゾーンのほか、都市計画公園の中心に文化・教育ゾーンを配することで、大学キャンパスと公園が一体となった地域の交流拠点を創り出す計画です。

東京理科大学葛飾キャンパス開設に向け、区民と大学の交流を図るプレイベントも予定されています。2009年11月29日(日)には「テクノプラザかつしか」で大学生と実験を楽しむ「こども科学体験教室」や、テレビでお馴染みの秋山仁先生による特別講演「算数・数学 大スペクタクルショー」が行われます。このようなイベントを通じて、地域の子どもたちが科学や数字の世界を身近に感じられる機会が増えそうです。

同じ金町エリアでは、金町駅南口で進められていた市街地再開発事業も間もなく完成を迎えます。駅前には、スーパーやクリニック、葛飾区立中央図書館が入った41階建ての再開発ビル「ヴィナシス金町」が誕生し、駅前の生活利便性も向上しています。大学のキャンパスが開設すれば、街のイメージも大きく変わり、学生向けの商業施設や飲食店なども増え、さらに街が活気づくのではないでしょうか。

関連リンク
葛飾区公式サイト

小名木川貨物駅跡地に大型商業施設とフィットネス施設

東京メトロ東西線の東陽町駅や南砂町駅の周辺は、「スナモ」「トレピックプラザ」「深川ギャザリア」といった大型複合ショッピングセンターが充実していますが、来年このエリアにもうひとつ、大型商業施設が誕生します。

場所は、江東区北砂2丁目のJR小名木川貨物駅の跡地。I街区にはフィットネス施設と駐車場の入った5階建ての建物が、II街区にはイトーヨーカドーを中心としたショッピングモールと駐車場が入った4階建ての建物が2009年の5月に完成する予定です。

このエリアには大型商業施設のほか、下町情緒を残す砂町銀座商店街もあり、用途に応じて買い物する場所を選べるのも便利です。

周辺には仙台堀川公園や横十間川親水公園などの親水公園も多く点在し、緑と水辺の潤いを感じられる生活環境が手に入りそうです。3LDK~4LDKの間取りのファミリー向け物件の供給も多いエリアなので、ファミリー世帯のエリア選びに検討してみてもよいのではないでしょうか。

関連リンク
JR貨物 日本貨物鉄道HP