教科書ガイド中学英語(基礎~中級レベル)
教科書ガイドは、東京書籍、三省堂など、学校の教科書準拠の参考書です。新出単語の発音と意味から、文法事項、本文の日本語訳まで載っていて、授業の予習・復習には最適。これを活用したガイドのオススメ勉強法は、
1.まず、英文を見ながら日本語訳をノートに書く
2.その際、訳し方がわからない部分があったら、日本語訳を見る
(ただし、丸写ししない)
3.次に、ノートに書いた日本語訳を見ながら、教科書の英文を作成する
という予習の仕方です。ポイントは、英文を見ながら日本語訳をし、日本語訳を見ながら英作文をする点です。英文を見ながら英語を書いても、ほとんど頭には残りません。英語→日本語へ、日本語→英語へと変換することで、読解力や英作文の基礎を養うことができます。
英語リピートプリント(基礎レベル)
英語は、数学と同様、総合力が問われる教科です。ですから、中1、中2の基本的な文法事項の習得が必要です。そのためには、さかのぼって文法を復習することが大切。本書は、基礎レベルの内容をパターン別に取りあげているため、英語が苦手な子に向いています。少しでも不安があるようなら、こうした問題集で反復練習をしましょう。
ガイドがオススメする勉強法は、
1.問題集を解く(1ページずつ)
2.解いたら答え合わせをする
3.その際、「○」と「×」をつけておくだけで、間違えた問題の答えを赤ペンで問題集に書き込まない
4.間違えた問題(「×」をつけた問題)をもう一度解く
こうした反復練習こそが基礎学力の定着につながります。また、テスト前には、「×」の付いている問題をもう一度解くことで、テスト対策にもなるため、これは一石二鳥の勉強法でもあります。
世界一わかりやすい中学英語の授業(基礎~中級レベル)
わかりやすいという題名の通り、イラストを使ってわかりやすく解説してあるので、英語が苦手な子にもぴったりの一冊。英語を習得する上で最も大切なのが、イメージです。「on」というのは「~の上に」と訳されることが多いですが、イメージとしては「~に接して」です。ですから、壁に貼ってあるポスターなども「on」を使います。スイッチのオン(on)とオフ(off)と考えればわかりやすいですね。
ほかにも、例えば、「~へ」と方向を表す「for」と「to」の違いは、「for」は~へという方向を示すだけなのに対して、「to」は到達地点まで表しています。
これらはすべて、日本語の訳を覚えるよりも、その語がもっているイメージをとらえる方が理解が深まります。こうしたことは、学校の教科書や塾の問題集だけではなかなか知ることができません。このような参考書も、是非とも活用しましょう。
くわしい英文法 中1~3(中級~発展レベル)
be動詞、一般動詞、否定文、疑問文、過去形、進行形、完了形、助動詞、名詞、接続詞など、文法事項を一通りおさらいできる一冊。参考書版と問題集版があるので、必要に応じて使い分けましょう。こちらは、学校の教科書対応ではありません。しかし、先程も述べたように、英語は総合力が問われる教科。ましてや、高校入試ともなるとなおさらです。
教科書の内容をマスターできるレベルになったら、教科書の内容とは違った問題に取り組んで、総合力をつけるようにしましょう。