オペラ/おすすめの男性オペラ歌手

「IL DIVO」 神のごとき男たち

「IL DIVO」イタリア語で、神または神のごとき存在をさす言葉です。その名に恥じぬ彼らの歌声は、まさに天上の音楽。色の異なる3人のテノールと、腰にひびく重低音のバリトンの男性4人からなるカルテットです。

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「IL DIVO」イタリア語で、神または神のごとき存在をさす言葉です。その名に恥じぬ彼らの歌声は、まさに天上の音楽。色の異なる3人のテノールと、腰にひびく重低音のバリトンの男性4人からなるカルテット。

本来ならばひとりひとりコメントすべきなのでしょうが、彼らのその名「ILはイタリア語で単数をあらわす定冠詞」が示すように、4人でひとつのため、あえてひとりとしてご紹介します。

オペラではなくポペラ

彼らの十八番でありまた出世作である歌が、「Time to say goodbye」ですが、彼はすべて英語で歌います。4人でかわるがわるそれぞれのパートに分かれて歌うだけではなく、原曲よりポップス的というか、ショー的と言うか……そう、オペラではなくミュージカルを観ているような躍動感があります。

美しいのは歌声だけではなく

そうそう、これも忘れてはいけません。彼らは4人とも美男なのです。そしてオペラ歌手とは思えないほどすらりとした体躯の持ち主でもあります。

スイス出身のウルス・ブーラー氏は、けぶるような瞳の甘いマスク。アメリカ出身のデイヴィッド・ミラー氏は、がっしりとした顎と身体をもつ、男くさい魅力にあふれています。スペイン出身のカルロス・マリン氏は、ラテン特有の底知れぬ瞳がその重低音の声とあいまってファンの女性を虜にしていますし、フランス出身のセバスチャン・イザンバール氏は、くりくりっとした丸い目と少年のような笑顔が魅力です。

こう書けば、CDだけではなくDVDが飛ぶように売れていること、また売り場には彼らの等身大に近い立て看板や大きなポスターが所狭しと飾られている理由も、分かりますよね。神のごとき歌声と美しい容姿をもつ男たち。貴女も一度、観てみませんか?

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