臨場感たっぷりの放送「どすこいFM」
実際の大相撲は、TVで観ているときの解説などが全くありません。力士の紹介や決まり手の館内放送はありますが、よほどの相撲ファンでない限り、「なんだかよくわからないうちに終わってしまった……」ということになりかねません。そこで必要になるのが携帯ラジオ。さらにFM放送が聴けるものを強くおすすめします。というのも、AM放送は映像を観ていない人のために詳細に実況をするため。あくまで“映像が見えている人のため”のテレビ音声であるFM放送が、実際の観戦にふさわしいのです。
国技館で聴けるFM放送のチャンネルは3つ。「NNK大相撲中継・日本語放送」「NNK大相撲中継・英語放送」そして館内だけでしか聴けないオリジナル放送「どすこいFM」です。
この「どすこいFM」は、初日から千秋楽までの15:00から毎日放送。平成15年の五月場所から始まったサービスで、開始以来とても評判が良いそうです。観客席の一角に設けた放送席から、臨場感たっぷりの放送をお届け。力士などの大相撲OBが毎回ゲストとして登場するので、この放送でしか聴けないネタもたくさんあります。
ちなみに、国技館1階の正面総合案内でも貸出を行っていますが、100円(ラジオ返却時に戻る保証金2000円+使用料100円、別売イヤホン100円もあり)かかってしまいます。自前ラジオを持っていく方が賢いですね。