世界中の人々に今も愛される
童話作家アンデルセンの像
デンマークと聞いて、アンデルセンを思い出す人は多いのではないでしょうか。世界的な童話作家アンデルセンの銅像が、コペンハーゲン市庁舎の西の角、市庁舎脇を徹アンデルセン通りにあり、人気の撮影スポットとなっています。アンデルセンの正式名は、ハンス・クリスチャン・アンデルセン。19世紀のデンマークに生きた、この国を代表する童話作家・詩人です。決して平坦な人生ではなかったアンデルセン。しかし、『人魚姫』、『みにくいアヒルの子』、『裸の王様』、『赤い靴』、『マッチ売りの少女』、『親指姫』など、いまでも世界中の人々に親しまれている名作童話を、生涯のうちに多数、創作しました。
旅をすることも多かったというアンデルセン。しかしその銅像は、故国デンマークの首都の市庁舎の脇で、ある方向をじっと見つめて建っています。その視線の先にあるものとは……、デンマークを代表する遊園地、チボリです! 生前のアンデルセンはこの遊園地をこよなく愛し、たびたび訪れたのだとか。まるでおとぎの国のようなチボリで、創作のヒントを得ることもあったかもしれませんね。
■アンデルセンの像
・住所:Raadhuspladsen1,1550 Koebenhavn
・営業時間:見学随時
・定休日:なし
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