敷地面積8万5000平方メートルの童話の世界「チボリ公園」
コペンハーゲン中央駅に隣接するチボリ公園は、世界最古のテーマパークであり、開園以来コペンハーゲンっ子の心のふるさと、娯楽の場として親しまれています。アンデルセン像が優しいまなざしの先に、敷地面積8万5000平方メートルの童話の世界が広がります。1843年、デンマーク国王クリスチャン8世の臣下であったゲオー・カーステンセンが、娯楽施設がほとんどなかったコペンハーゲンに、市民の楽しみの場を提供するために開園しました。公園は誰でも気軽に楽しめる施設となりました。ウォルト・ディズニーが訪れ、ディズニーランドのモデルとしたと伝わっています。
広大な敷地内では、観覧車やメリーゴーランド、ローラーコースター、空中ブランコのスターフライヤー、フリーフォールなどの乗物のほか、野外劇場でのパントマイムやコンサートなどのエンターテイメントを堪能することができます。38にも及ぶファーストフードショップやレストランが点在し、遊びの合間の休憩や食事の場も、とても充実しています。
通常の開園期間は春から秋までの時期ですが、冬にはクリスマス市が開催され、園内は約11万個のイルミネーションで彩られ、訪れた人を魅惑のクリスマスの世界へ誘います。アンデルセンが、童話の構想を練ったと言われる空間は、光きらめく、おとぎの国なのです。
■チボリ公園
住所:Vesterbrogade 3, 1630 KØbenhavn
TEL:33-151001
営業時間:<日~木曜日>11:00~23:00、<金曜日>11:00~24:30、<土曜日>11:00~24:00
定休日:9/27~4/14
ホームページ:チボリ公園
※上記データは記事公開時点のものです。