革命広場でゲバラの壁画が見られる
キューバと聞いて、音楽・ヘミングウェイに続くのは、フィデル・カストロではなく、この方ではないでしょうか。チェ・ゲバラです。本名エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ。私たち家族が参加した現地のツアーは、外国人向けのためでしょうか、キューバのトップの座にいたカストロ氏ではなく、チェ・ゲバラの足跡をたどるべく、企画されていました。その道中に訪れたのが、革命広場です。
1枚目の写真は旅行ガイドに必ずと言っていいほど掲載されている、チェの肖像。壁画です。広場のすぐ横にありますが、陽光の日には輝くだろう鉄製の壁画も、当日は生憎ヤシの木が哀しくなるくらい寒い日でしたから、少し沈んで見えました。
2枚目の写真は、Camilo Cienfuegos(カミロ・シエンフエゴス)さん。キューバ庶民階級出の革命家で、一緒に書かれているセリフは口癖だった、「Vas bien, Fidel?(いいだろ、フィデル?)」だそうです。
革命広場自体はだだっ広い運動場のような真中に銅像があるだけで、語学堪能な美人のガイドさんも、英語、フランス語、スペイン語で銅像について簡単に説明してくださった後は、チェの肖像前での撮影大会でした。
革命、自由。それを継続するためには何をすべきか。そんなことを少し、「英雄」の肖像が見守るこの広場で考えてみませんか。