国王も暮らしていた王宮寺院
バンコクの3大寺院の中でも最もきらびやかなのがエメラルド寺院。ワット・ポーのそばに位置します。ご本尊がヒスイでできたエメラルドブッダのため、エメラルド寺院と呼ばれますが、タイ語ではワット・プラ・ケオと言います。またかつては実際に国王が暮らしていたこともあるため、王宮寺院と呼ばれることも。敷地に入ると目を引くのは、そびえ立つ黄金の仏塔。こちらはラーマ4世が、アユタヤにあるワット・プラ・シーサンペットのスコータイ様式の仏塔を模して作ったとされます。この中には仏舎利がおさめられているそうですよ。
2枚目の写真は黄金の仏塔のすぐで寺院を守るヤック(鬼)です。タイのお寺ではよくヤックを見かけます。とても大きくて迫力がある! 門の反対側には緑色のヤックがいます。
本堂では、エメラルドブッダに参拝することができます。高さ66cmと小さな仏像ですが、きらびやかでとても立派な祭壇に祭られており、信仰の深さがうかがえます。一年に3回、王族により衣替えがなされるそうです。
3枚目は本堂の回廊に並ぶヤックです。タイのお寺ではよく見かけます。みんなで寺院を守っているんですね。ほかに、本堂の回廊には花柄のタイルなどかわいいポイントがあり、そんな細かいところを見るのも楽しかったです。
■エメラルド寺院(ワット・プラ・ケオ)
住所:Phra Nakhon Bangkok
電話番号:0-2221-5315
料金:500B
営業時間:8:00~16:30(チケットは15:30まで)
休み:なし ※国家行事などで一般参観の中止の場合あり
HP:http://www.thailandtravel.or.jp/detail/sightseeing/?no=539
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