三島由紀夫の小説の舞台としても有名
バンコクの観光に外せないお寺巡り。バンコク市街地からチャオプラヤー川を渡ったところにあるワット・アルンはバンコクにある三大寺院の一つです。ワットは寺、アルンは暁という意味。三島由紀夫の小説「暁の寺」の舞台となったことでも知られます。現在の10バーツ硬貨にも描かれています。先に書いた通り、バンコク市街地からワット・アルンへは、チャオプラヤー川を渡る舟で向かいます。ちょっとしたアトラクション気分でワクワク。料金は3バーツ(約9円)と激安です。船が行きかうチャオプラヤー川を5分ほど進めばワット・アルンの入り口に到着します。
入場料は20バーツ(約60円)です。ワットアルンのシンボルといえば、大きな5つの仏塔。一番目立つ大仏塔の高さは約75mです。タイの寺院といえば金ぴかのイメージがありますが、ヒンドゥー教の聖地・カイサーラ山をイメージして造った仏塔なので、印象が異なります。遠くから見るとくすんだ色に見えますが、近づくと色彩豊かなタイルが一面を飾り、その美しさに見ほれます。また大仏塔には上ることができ、チャオプラヤー川やバンコク市街が一望できます。上る階段はとても急なので注意が必要です。
ほかにも回廊に120体もの仏像が並ぶ本堂なども見どころです。派手さはありませんが、ちょっとレトロな雰囲気を楽しめるワット・アルン。私はバンコクで訪れたお寺の中で一番好きな雰囲気でした。
■ワット・アルン
住所:34 Arunamarin Rd., WatArun, BangkokYai, Bangkok, 10600
電話番号:+66-2-891-2978
営業時間:7:00~18:00
定休日:なし
入場料:20バーツ
HP:http://www.bangkoknavi.com/miru/40/(バンコクナビ)
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