8年サイクルで円安のピークがやってくる!

円安トレンドは金投資の追い風に!

円安トレンドは金投資の追い風に!

「過去40年の歴史をひも解いてみると、為替動向にもサイクルがあるのがわかってきました。2001年から2002年にかけて125円~135円のレンジで動いていたあと円高に向かったものの、2006年~2007年半ばまで110円~120円のレンジに。その後急激に円高に進んだわけですが、2007年から8年後の2015年半ばには、再び高値圏に突入するとみています」と田嶋さんは、まだまだ円安に向かうと言います。

為替の推移を見てみると、2012年2月には、すでに円高から円安に転換しているのがわかります。1ドル=70円台から脱出し80円台へと転換し、現在(2013年2月22日)で90円台前半。まだ円安への端緒にすぎないとも言えるでしょう。

※為替は月足

※為替は月足


これからは「円建て金価格」という考え方になる

そうなると、これまでは欧米の金融政策や世界的な経済情勢によって金相場が変動してきたセオリーが変わるのでしょうか?

「これまでは、ドルが強くなると金が売られ、ドルが弱くなると金が買われるというドル中心の構図でしたが、これからは『円建て金価格』という考え方をしてもいいのではないでしょうか?」と田嶋さんは説明します。

つまり、長期間続いた円高の局面では、国内金価格は世界の金相場の波に乗り切れなかったのが、今後円安に向かっている間は、ドル高であり、また国内金価格は上昇するという関係になります。金価格を『円建て』で見ることができるようになったわけです。

円安トレンドで金相場上昇の波に乗れる

円安トレンドで金相場上昇の波に乗れる


次のページでは金の需給関係と金価格の関係を考えてみます!

監修/田嶋智太郎(経済評論家) 取材・文/伊藤加奈子



※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。