相手の趣味、嗜好にあわせて金券をチョイス
「金券なんて心をこめた贈り物という感じがしないんじゃないか」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。実際に退職祝いで図書券をもらった身として断言できます。熨斗袋から図書券が出てきた瞬間、ちゃんと私のことを考えてこれを選んでくれたんだということがわかって、ちょっと感激しました。休み時間、いつも本を読んでいましたから。読書好きなら図書カード、旅行好きなら旅行券、酒好きならビール券、清酒券といったように、贈る相手の趣味、嗜好にあわせて選べば、金券でも気持ちはしっかり伝わると思います。
それに何より、ほしいものを自分で選んで買える金券の便利さは、贈られる側にとって、やはり非常に魅力的。モノの場合、それがピンポイントで自分のほしいものだった、というのは確率的に高くなく、結局、使わずじまいになり勝ちです。金券なら、たとえ使いみちに困っても、金券ショップで換金できるので、けっして無駄になることはありません。