いろいろなメンテナンス軽減対策
最後はお手入れ。他社には見かけないパーツが「水あか防止バブル」です。これは、タンク内に浮遊する水あかを吸着するモノで、タンクの中に浸かるようにセットされています。数ヶ月に1回の手入れが必要で、3~5倍に薄めた酢orレモン汁にバルブの先を4時間程度浸し、付着した水あかを取り除きます。あとは水洗いして元の位置にもどしておきましょう。この他、アイロン内部にたまった汚れを取り除く「セルフクリーニング」ができます。タンク内の水を温めた後、水あか防止バブルを抜きアイロンを水平に振ります。すると、かけ面からお湯や蒸気と一緒にタンク内の汚れが排出できるとのこと。使用頻度にもよりますが、1ヶ月に1回程度を目安に行えば、スチーム孔の目詰まり防止に効果があるそうです。
またかけ面は、付いた繊維のくずを気体にして除去する「オートクリーンかけ面」(フリームーブ9940に採用)を採用。これは、特殊な金属「パラジウム」をコーティングし、熱が加わることで酸化触媒反応を起こすという特許技術とのこと。かけ面に汚れが残りにくいので、メンテナンスが不要になるうれしい仕様です。
アイロンが大好きな人におすすめしたいコードレス。
コード付きにこだわっていたティファール、初のコードレス! ということで注目を集めていたこの製品。やはり、ティファールらしいこだわりが随所にあり、国産メーカーのコードレスとはちょっと違う印象です。適度な重さがありかけ面も大きいアイロンは、シーツや大きな衣類を短時間で掛けられるし、パワフルなスチームはスーツやコートなどのシワがしっかりのばせるし、なかなか良い仕事をしてくれます。価格はアイロンでは高額ゾーン。コンパクトタイプとは違い、しっかりアイロン掛けをする時に威力を発揮するタイプなので、アイロン掛けはちゃちゃっと済ませたい人よりは、大好きなアイロン掛をより楽しくクオリティ高くしたい。という人に、ピッタリの製品だと実感します。アイロン掛けがストレス解消に最適!!というマニアなあなたにも、おすすめですよ。